数学 › 代数幾何 II(層コホモロジー・曲線・交叉) › Riemann–Hurwitz の公式・楕円曲線・標準埋め込み

楕円曲線の群構造

定理 5.4(「Riemann–Hurwitz の公式・楕円曲線・標準埋め込み」§5) ・ ✓公理まで証明済み

(X,P0)(X, P_0) を楕円曲線とする。

  1. P↦OX(P−P0)P \mapsto \mathcal{O}_X(P - P_0) の類は、XX の点の集合から Pic⁡0X\operatorname{Pic}^0 X への全単射である。これにより XX の点の集合は P0P_0 を単位元とするアーベル群になり、P⊕Q=SP \oplus Q = S は P+Q∼S+P0P + Q \sim S + P_0 と同値である。
  2. P⊕Q⊕R=P0P \oplus Q \oplus R = P_0 であることは、補題 5.3 の埋め込みで P+Q+RP + Q + R がある直線の切り口 div⁡(ℓ)\operatorname{div}(\ell) であることと同値である。
  3. 加法 m ⁣:X×X→Xm\colon X \times X \to X と逆元 ι ⁣:X→X\iota\colon X \to X は kk 上の射(の閉点への制限)である。とくに平行移動 τa(P)=P⊕a\tau_a(P) = P \oplus a は XX の自己同型である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 539 件、定義なども含めて 615 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 6 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件