数学 › 代数幾何 I(多様体とスキーム) › 準連接層・連接層と直線束

閉部分スキームと準連接イデアル層

定理 5.2(「準連接層・連接層と直線束」§5) ・ ✓公理まで証明済み

XX をスキームとする。

  1. 閉はめ込み i ⁣:Z→Xi\colon Z \to X のイデアル層 IZ\mathcal{I}_Z は準連接で、OX/IZ≅i∗OZ\mathcal{O}_X/\mathcal{I}_Z \cong i_{*}\mathcal{O}_Z である。アフィン開集合 U=Spec⁡AU = \operatorname{Spec} A の上で IZ∣U=I~\mathcal{I}_Z|_U = \widetilde{I} とすると、i−1(U)→Ui^{-1}(U) \to U は Spec⁡A/I→Spec⁡A\operatorname{Spec} A/I \to \operatorname{Spec} A と同値である。
  2. 準連接なイデアル層 I\mathcal{I} に対し、閉はめ込み i ⁣:Z→Xi\colon Z \to X で IZ=I\mathcal{I}_Z = \mathcal{I} となるものが存在する。ZZ の底空間は OX/I\mathcal{O}_X/\mathcal{I} の台である。
  3. イデアル層が等しい二つの閉はめ込みは同値である。

したがって Z↦IZZ \mapsto \mathcal{I}_Z は、XX の閉部分スキームの全体から準連接イデアル層の全体への全単射である。とくに Spec⁡A\operatorname{Spec} A の閉部分スキームは、AA のイデアル II による Spec⁡A/I\operatorname{Spec} A/I に限り、II と一対一に対応する。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 99 件、定義なども含めて 123 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 6 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 9 件