数学 › 代数的整数論・類体論 › 局所体

不分岐拡大の分類

定理 4.2(「局所体」§4) ・ ✓公理まで証明済み

KK を局所体、q=∣κK∣q = |\kappa_K| とする。

  1. 各 n≥1n \ge 1 について、Xqn−1−1X^{q^n-1} - 1 の KK 上の最小分解体 KnK_n は KK の nn 次不分岐拡大で、Kn=K(ζ)K_n = K(\zeta)(ζ\zeta は 1 の原始 (qn−1)(q^n - 1) 乗根)、κKn\kappa_{K_n} は qnq^n 個の元からなる。
  2. Kn/KK_n/K は Galois 拡大で、還元 σ↦σˉ\sigma \mapsto \bar\sigma は同型 Gal(Kn/K)≅Aut(κKn/κK)\mathrm{Gal}(K_n/K) \cong \mathrm{Aut}(\kappa_{K_n}/\kappa_K) を与える。したがって Gal(Kn/K)\mathrm{Gal}(K_n/K) は位数 nn の巡回群で、すべての x∈OKnx \in \mathcal{O}_{K_n} で φ(x)≡xq(modmKn)\varphi(x) \equiv x^q \pmod{\mathfrak{m}_{K_n}} を満たすただ 1 つの元 φ\varphi(Frobenius 元)が生成する。1 の (qn−1)(q^n - 1) 乗根 ζ\zeta について φ(ζ)=ζq\varphi(\zeta) = \zeta^q である。
  3. L/KL/K を有限次拡大、f=f(L/K)f = f(L/K) とする。L0:=K(μqf−1(L))L_0 := K(\mu_{q^f-1}(L)) は KK 上 ff 次の不分岐拡大で、LL に含まれる KK の不分岐拡大はすべて L0L_0 に含まれる(L0L_0 を L/KL/K の最大不分岐部分拡大という)。κL0=κL\kappa_{L_0} = \kappa_L である。
  4. KK の nn 次不分岐拡大はすべて KnK_n に KK 上同型である。m∣nm \mid n なら KnK_n は KmK_m に同型な部分体をただ 1 つ含む。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 171 件、定義なども含めて 190 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 9 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 7 件

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