複素数どうしのかけ算は、平面の上では「くるっと回して、伸ばし縮みさせる」操作になります。この見方を使うと、三角形が一直線に並ぶ、直角になる、正三角形になる、4 点が同じ円の上にある、といった図形の条件が、複素数の式に置き換わります。補助線を探していた幾何の証明が計算で済むことを、有名な定理で確かめ、最後は定規とコンパスで作れる長さの限界まで進みます。以下の箇条書きは全体の見取り図なので、知らない言葉があっても、各節で説明するので気にせず先に進んでください。
- 複素数 z=x+iy を平面の点 (x,y) と同一視すると、複素数の積は回転と拡大の合成です。w をかける写像は、argw だけ回転し ∣w∣ 倍に拡大する相似変換で、図形の「向きつきの角」と「辺の比」が、商 b−ac−a の偏角と絶対値に一括して現れます。
- 3 点が一直線上、AB⊥AC、正三角形、4 点が同一円周上、といった図形の条件は、すべて複素数の方程式(商が実数、純虚数、a+ωb+ω2c=0、交比が実数)として書けます。
- 複素数で書くと、Napoleon の定理、van Aubel の定理(四角形)、Pompeiu の定理は、数行の計算で証明できます。点の位置関係(外側か内側か)による場合分けは、回転の向きの符号に吸収されます。
- 1 の n 乗根は正 n 角形の頂点で、zn−1=∏(z−ωk) から、頂点までの距離の積・正弦の積 ∏k=1n−12sinnkπ=n・距離の 2 乗の和が得られます。
- 格子を保つ回転の位数は 1,2,3,4,6 に限られます(結晶学的制限)。離散 Fourier 変換の反転公式は、1 の冪根の直交関係そのものです。
- 作図可能な数は、0,1 から四則と平方根で作られる数で、これは体の拡大次数が 2 のべきであることの特徴づけになり、三大作図問題の不可能性が従います。
高校の「複素数平面」では、「b−ac−a の偏角が 2π なら AB⊥AC」「b−ac−a=21±3i なら正三角形」といった条件を暗記します。この記事は、なぜこれらが成り立つのかを一本の見取り図で説明します。
見取り図は単純です。複素数の積 wz は、z を原点のまわりに argw だけ回転し、∣w∣ 倍した点です。だから 2 つの辺ベクトル b−a と c−a の関係は、それらの商 b−ac−a=ρeiθ という 1 つの複素数に集約され、ρ が辺の長さの比、θ が向きつきの角になります。2 つの三角形が(向きまで含めて)相似であることは、商が等しいことです。
この見取り図の使い道は 2 つあります。
- 幾何の定理を代数の計算に落とす(Napoleon の定理など、補助線を引く総合幾何の証明が、数行の計算になる)。
- 複素数の演算が、図形の変換(回転・相似・反転)であることを使って、代数の問題を図形の言葉で見る。1 の冪根の和・積、離散 Fourier 変換、作図可能な数がその例です。
出発点は、複素数体の基本性質(複素数体の基本性質:極形式、de Moivre の定理、n 乗根)と、最初の章の平面ベクトル(平面ベクトルと座標:向きつきの角、回転行列)と、1 の冪根の直交関係(多項式の割り算と高次方程式)です。
定義 2.1(複素数平面)↗
複素数 z=x+iy(x,y∈R)を平面 R2 の点(ベクトル)(x,y) と同一視する。このとき ∣z∣ は原点からの距離、∣z−w∣ は 2 点 z,w の距離、z+w はベクトルの和、zˉ は実軸に関する対称点である。z=0 の極形式 z=∣z∣eiθ(偏角と極形式(定義 4.3)[複素数と複素平面])の θ は、実軸の正の向きから z への向きつきの角(向きつきの角(定義 4.4)[平面ベクトルと座標])である。
命題 2.2(複素数の積は回転と拡大)✓
- w=ρeiφ(ρ>0)に対し、写像 z↦wz は、(x,y)↦ρR(φ)(yx)(回転行列の合成(命題 6.3)[平面ベクトルと座標] の R(φ))である。すなわち、原点のまわりの角 φ の回転と、ρ 倍の拡大の合成である。
- a=b、a=c とする。b−ac−a=∣AB∣∣AC∣eiθ、ただし θ は AB から AC への向きつきの角(2π を除いて)である。
証明(命題 2.2)
(1) オイラーの公式(オイラーの公式(定理 4.2)[複素数と複素平面])により eiφ=cosφ+isinφ で、(x+iy)(cosφ+isinφ)=(xcosφ−ysinφ)+i(xsinφ+ycosφ) です。これは R(φ)(yx) の成分です。
(2) b′=B−A、c′=C−A の向きつきの角を θ とすると、定義(向きつきの角の存在と一意性(命題 4.3)[平面ベクトルと座標])により ∣c′∣c′=R(θ)∣b′∣b′、すなわち複素数として ∣c′∣c′=eiθ∣b′∣b′((1) による)。b′=0 で割れば b′c′=∣b′∣∣c′∣eiθ です。
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定理 2.3(回転相似)✓
α=0、β を複素数とし、f(z)=αz+β とする。
- ∣f(z)−f(w)∣=∣α∣∣z−w∣。さらに f(b)−f(a)f(c)−f(a)=b−ac−a なので、f は向きつきの角と辺の比を保つ(相似変換)。
- α=1 なら、不動点 z0=1−αβ がただ 1 つあり、f(z)−z0=α(z−z0)。すなわち f は z0 のまわりの角 argα の回転と ∣α∣ 倍の拡大の合成(回転相似、z0 はその中心)である。
- 相異なる 3 点 a,b,c と 3 点 a′,b′,c′(a′=b′)に対し、f(a)=a′、f(b)=b′、f(c)=c′ となる f が存在するための必要十分条件は (b′−a′)(c−a)=(c′−a′)(b−a)。
証明(定理 2.3)
(1) f(z)−f(w)=α(z−w) から。商は α が約分されます。(2) z0=αz0+β から z0=β/(1−α)。f(z)−z0=αz+β−αz0−β=α(z−z0)。命題 2.2 (1) により回転と拡大です。(3) 必要性:f(b)−f(a)=α(b−a)、f(c)−f(a)=α(c−a) から b′−a′=α(b−a)、c′−a′=α(c−a) で、消去して条件を得ます。十分性:α=b−ab′−a′=0、β=a′−αa とすると f(a)=a′、f(b)=α(b−a)+a′=b′、そして条件から f(c)=α(c−a)+a′=b−a(b′−a′)(c−a)+a′=c′。
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(3) は、三角形 ABC と A′B′C′ が向きまで含めて相似である(辺の比がすべて等しく、向きつきの角が等しい)ことの複素数による言い換えです。補助線を引いて相似な三角形を探す高校幾何の議論は、この 1 つの等式の確認に置き換わります。
命題 3.1(共線・直交・正三角形の条件)✓
ω=e2πi/3=2−1+i3 とする。相異なる 3 点 a,b,c について次が成り立つ。
- A,B,C が一直線上にある ⟺b−ac−a∈R。
- AB⊥AC⟺b−ac−a が純虚数。
- 三角形 ABC が正三角形である ⟺b−ac−a=e±iπ/3⟺a+ωb+ω2c=0 または a+ω2b+ωc=0(前者が反時計回り、後者が時計回り)⟺a2+b2+c2=ab+bc+ca。
証明(命題 3.1)
u=b−ac−a=s+it とおく。(1) c−a=u(b−a) で、直線 AB は {a+τ(b−a)∣τ∈R}(直線と円のベクトル方程式(命題 5.5)[平面ベクトルと座標])。C がその上にあるのは u∈R のときです。(2) 内積 (c−a)⋅(b−a)=Re((c−a)(b−a))=∣b−a∣2Reu=∣b−a∣2s。垂直は s=0、すなわち u が純虚数(t=0 は c=a から)。(3) 正三角形なら ∣u∣=∣AB∣∣AC∣=1、∣u−1∣=∣AB∣∣BC∣=1。∣u∣2=∣u−1∣2 から Reu=21、∣u∣=1 と合わせて u=21±23i=e±iπ/3。逆は ∣u∣=∣u−1∣=1 から 3 辺が等しい。次に eiπ/3=−ω2(ω2=2−1−i3)なので c−a=−ω2(b−a)、すなわち c=a(1+ω2)−ω2b=−ωa−ω2b(1+ω+ω2=0)。ω2 をかけて ω3=1 を使うと a+ωb+ω2c=0(逆向きにたどれば同値)。e−iπ/3=−ω なら、上の計算で ω と ω2 の役割を入れ替えるだけで c=−ω2a−ωb、すなわち a+ω2b+ωc=0(両辺に ω をかける)です。最後に展開すると (a+ωb+ω2c)(a+ω2b+ωc)=a2+b2+c2+(ω+ω2)(ab+bc+ca)=a2+b2+c2−ab−bc−ca(ω3=1、ω+ω2=−1)。複素数体は体なので、これが 0 であることは 2 つの因子の一方が 0 であることと同値です。
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定理 3.2(4 点が同一円周上にある条件(交比))✓
相異なる 4 点 z1,z2,z3,z4∈C について、これらが 1 つの円または 1 本の直線の上にあるための必要十分条件は、交比
(z4,z1,z2,z3)=z4−z3z4−z1⋅z2−z1z2−z3が実数であることである。
この定理のねらいは、「4 点が同じ円の上にある」という図形の条件を、1 つの複素数が実数かどうかという判定に変えることです。証明の方針は、3 点を 0,1,∞ に写す変換で円を実軸に移し、4 点目の行き先が実軸にあるかを見ることです。ここで使う一次分数変換は、円や直線を円や直線に写す写像です。
証明(定理 3.2)
z1,z2,z3 を 0,1,∞ に写す 1 次分数変換を S とする(3 点の対応で決まる(定理 4.4)[等角写像とリーマン写像定理])。交比の定義(交比(定義 4.5)[等角写像とリーマン写像定理])により (z4,z1,z2,z3)=S(z4) です。一般化された円(円、または直線に ∞ を加えたもの)の全体を考えます。S−1 は 1 次分数変換なので(メビウス変換の基本性質(命題 4.2)[等角写像とリーマン写像定理])、円円対応(円円対応(定理 4.3)[等角写像とリーマン写像定理])により Γ=S−1(R^)(R^=R∪{∞})は z1,z2,z3 を通る一般化された円です。z1,z2,z3 を通る一般化された円 Γ′ があれば、S(Γ′) は 0,1,∞ を通る一般化された円で、∞ を含むので直線であり、0,1 を通るので R に一致し、Γ′=Γ です。したがって 4 点が 1 つの円か直線にあることは z4∈Γ、すなわち S(z4)∈R^ と同値で、z4=z3 から S(z4) は有限なので、実数であることと同じです。
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定理 3.4(反転は円・直線を円・直線に写す)✓
c∈C、r>0 とし、円 ∣z−c∣=r に関する反転を ι(z)=c+z−cr2(z=c)で定める。
- ι(z) は半直線 cz 上にあり、∣ι(z)−c∣⋅∣z−c∣=r2。ι∘ι=id。
- ι は、c を通らない円を円に、c を通る円を(c を除いた)直線に、c を通らない直線を c を通る円(c を除く)に、c を通る直線を自分自身に写す。
証明(定理 3.4)
(1) ι(z)−c=z−cr2=∣z−c∣2r2(z−c) は z−c の正の実数倍で、絶対値は ∣z−c∣r2。ι(ι(z))−c=ι(z)−cr2=r2/(z−c)r2=z−c。
(2) T(w)=c+w−cˉr2=w−cˉcw−∣c∣2+r2 は 1 次分数変換(ad−bc=−r2=0)で、ι(z)=T(zˉ) です。複素共役 z↦zˉ は、方程式 Azzˉ+Bˉz+Bzˉ+C=0 を同じ形(B と Bˉ の入れ替え)に写すので一般化された円を一般化された円に写し(円円対応(定理 4.3)[等角写像とリーマン写像定理] の表示)、T もそうです。したがって ι は一般化された円を一般化された円に写します。ι を C^ 上に ι(c)=∞、ι(∞)=c(T(cˉ)=∞、T(∞)=c による)と拡張すると、c を通る一般化された円は ∞ を含む像(直線)に、∞ を含む直線で c を通らないものは c を含み ∞ を含まない像(c を通る円)に、c も ∞ も含まない円は c,∞ を含まない像(円)に写ります。c を通る直線は、z=c+td(t∈R)と書けて、(1) により ι(z)−c=tr2⋅∣d∣2d は同じ直線上にあり、自分自身に写ります。
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反転の c=0、r=1 の場合は z↦1/zˉ で、これは z↦1/z と共役 z↦zˉ の合成です。円と直線を一緒に扱う反転の議論は、前に出た章 反転:円と直線の名定理 で、図形の定理(Feuerbach の定理など)とあわせて扱いました。
Napoleon の定理:三角形 ABC の外側に正三角形を立て、その中心を結ぶと正三角形ができる
定理 4.1(Napoleon の定理)✓
三角形 ABC の 3 辺 BC、CA、AB を 1 辺とする正三角形を、三角形 ABC の外側に作り、それらの中心(重心)を Ga、Gb、Gc とする。このとき GaGbGc は正三角形である(3 点が一致する退化した場合を含む)。
証明の方針は、3 つの正三角形の中心を a,b,c の式で書き、前節の正三角形の条件 ga+ωgb+ω2gc=0 を確かめることです。「外側に立てる」は、A,B,C が反時計回りに並ぶとき、三角形の内部は各辺(A→B など向きをつけた線分)の進行方向の左側にあるので、外側は右側、つまり −π/3 の回転の側になる、ということです。
証明(定理 4.1)
A,B,C が反時計回りに並ぶとしてよい(時計回りなら全体の複素共役)。辺 BC の外側は有向線分 b→c の右側なので、外側の正三角形の頂点は a′=b+e−iπ/3(c−b)。e−iπ/3=−ω なので a′=b−ω(c−b)=−ω2b−ωc(1+ω=−ω2)で、中心は
ga=3b+c+a′=3(1−ω2)b+(1−ω)c.同様に gb=3(1−ω2)c+(1−ω)a、gc=3(1−ω2)a+(1−ω)b。3(ga+ωgb+ω2gc) を展開すると、a の係数は ω(1−ω)+ω2(1−ω2)=ω−ω2+ω2−ω=0、b の係数は (1−ω2)+ω2(1−ω)=1−ω3=0、c の係数は (1−ω)+ω(1−ω2)=1−ω3=0。したがって ga+ωgb+ω2gc=0 です。3 点が相異なるなら、命題 3.1 (3) により GaGbGc は(反時計回りの)正三角形です。2 点が一致するとき、たとえば ga=gb なら ga(1+ω)+ω2gc=ω2(gc−ga)=0(1+ω=−ω2)で gc=ga となり、3 点がすべて一致する退化した場合です(他の組も同様)。
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定理 4.2(van Aubel の定理(四角形))✓
四角形 ABCD(任意の 4 点、頂点がこの順に反時計回りとして)の各辺の右側(外側)に正方形を立て、辺 AB,BC,CD,DA に立てた正方形の中心を O1,O2,O3,O4 とする。このとき線分 O1O3 と O2O4 は長さが等しく、互いに直交する。
証明(定理 4.2)
辺 a→b の右側に立てた正方形の中心は、辺の中点から、辺ベクトルを −90∘ 回転した半分だけ動いた点で o1=2a+b−2i(b−a)=2(1+i)a+(1−i)b。同様に o2=2(1+i)b+(1−i)c、o3=2(1+i)c+(1−i)d、o4=2(1+i)d+(1−i)a。すると
o1−o3=2(1+i)(a−c)+(1−i)(b−d),o2−o4=2(1+i)(b−d)+(1−i)(c−a)で、i(o1−o3)=2(i−1)(a−c)+(i+1)(b−d)=2(1+i)(b−d)+(1−i)(c−a)=o2−o4。したがって o2−o4=i(o1−o3)、すなわち O4O2 は O3O1 を 90∘ 回転して得られ(命題 2.2 (1))、長さが等しく直交します。
∎
定理 4.3(Pompeiu の定理)✓
ABC を正三角形、P を平面上の任意の点とする。このとき ∣PA∣≤∣PB∣+∣PC∣、∣PB∣≤∣PC∣+∣PA∣、∣PC∣≤∣PA∣+∣PB∣ で、線分 PA,PB,PC は(退化してもよい)三角形の 3 辺をなす。
証明(定理 4.3)
A,B,C が反時計回りとして 命題 3.1 (3) の a+ωb+ω2c=0 を使う(時計回りなら ω と ω2 を入れ替える)。任意の p について
(p−a)+ω(p−b)+ω2(p−c)=p(1+ω+ω2)−(a+ωb+ω2c)=0.よって p−a=−ω(p−b)−ω2(p−c) で、∣ω∣=1 と三角不等式(三角不等式(定理 3.4)[複素数と複素平面])から ∣PA∣≤∣PB∣+∣PC∣。他の 2 つは添字を巡回させて同様です。
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n≥2 として ωn=e2πi/n とおく。zn=1 の解は ωnk(k=0,…,n−1)で、複素数平面で単位円周に内接する正 n 角形の頂点です(複素数の n 乗根(定理 5.4)[複素数と複素平面])。
命題 5.1(複素数で導く三角関数の公式)✓
- (加法定理)cos(α+β)=cosαcosβ−sinαsinβ、sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ。
- (多倍角)n≥1 について
cosnθ=j=0∑⌊n/2⌋(−1)j(2jn)cosn−2jθsin2jθ,sinnθ=j=0∑⌊(n−1)/2⌋(−1)j(2j+1n)cosn−2j−1θsin2j+1θ.たとえば cos3θ=4cos3θ−3cosθ。
3. (等差の和)sin2θ=0 のとき
k=0∑n−1coskθ=sin2θsin2nθcos2(n−1)θ,k=0∑n−1sinkθ=sin2θsin2nθsin2(n−1)θ.
証明(命題 5.1)
(1) 指数法則(指数法則(補題 4.1)[複素数と複素平面])とオイラーの公式から cos(α+β)+isin(α+β)=ei(α+β)=eiαeiβ=(cosαcosβ−sinαsinβ)+i(sinαcosβ+cosαsinβ) で、実部と虚部を比べます。
(2) de Moivre の定理(ド・モアブルの定理(定理 5.1)[複素数と複素平面])で cosnθ+isinnθ=(cosθ+isinθ)n。二項定理(二項定理(定理 7.3)[数え上げと母関数])で右辺を ∑m(mn)cosn−mθ(isinθ)m と展開し、i2j=(−1)j、i2j+1=(−1)ji から偶数番目の項が実部、奇数番目の項が虚部です。n=3 では cos3θ=cos3θ−3cosθsin2θ=4cos3θ−3cosθ(sin2=1−cos2)。
(3) r=eiθ=1(sin2θ=0 から)。因数分解の公式(因数分解の公式(命題 5.1)[数と式] (1)。複素数でも成り立つ)より ∑k=0n−1rk=r−1rn−1=eiθ/2(eiθ/2−e−iθ/2)einθ/2(einθ/2−e−inθ/2)=ei(n−1)θ/2sin2θsin2nθ(eix−e−ix=2isinx)。実部と虚部をとります。
∎
定理 5.2(正多角形の頂点までの距離の積)✓
n≥2、ω=ωn とする。
- zn−1=k=0∏n−1(z−ωk)。
- 任意の複素数 p について、p から単位円に内接する正 n 角形の頂点 ωk までの距離の積は k=0∏n−1∣p−ωk∣=∣pn−1∣。とくに p=eiθ では 2sin2nθ。
証明(定理 5.2)
(1) ω0,…,ωn−1 は zn=1 の相異なる n 個の解です(複素数の n 乗根(定理 5.4)[複素数と複素平面]、w=1)。解と係数の関係(解と係数の関係(定理 4.3)[多項式の割り算と高次方程式])により zn−1=∏i=1n(z−αi) と書け、根の集合は {αi}。これが相異なる n 個の数 ωk の集合に等しいので、αi は相異なり ωk の並べ替えです。(2) (1) に z=p を代入して絶対値をとります(積の絶対値は絶対値の積)。p=eiθ では ∣einθ−1∣=∣einθ/2∣∣einθ/2−e−inθ/2∣=2∣sin2nθ∣。
∎
系 5.3(正弦の積の公式)✓
n≥2 について
k=1∏n−12sinnkπ=n,すなわちk=1∏n−1sinnkπ=2n−1n.
証明では、zn−1 の 2 通りの因数分解を見比べて共通の因子 z−1 を消します。この「消してよい」という操作は、係数が複素数の多項式環で、積が 0 になるのは一方が 0 のときだけ(整域であること)という性質によります。
証明(系 5.3)
zn−1=(z−1)∑k=0n−1zk(因数分解の公式(命題 5.1)[数と式] (1))と 定理 5.2 (1) の k=0 の因子 z−1 を、多項式環が整域であること(多項式環の次数・整域性・単元(定理 6.2)[環と体の基礎])で消すと ∑k=0n−1zk=∏k=1n−1(z−ωk)。z=1 を代入して n=∏k=1n−1(1−ωk)。1−ωk=−2ieiπk/nsinnkπ なので ∣1−ωk∣=2sinnkπ(0<k<n で sin>0)で、絶対値をとると主張を得ます。
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たとえば n=6 では ∏k=15sin6kπ=21⋅23⋅1⋅23⋅21=163=256 です。
命題 5.4(頂点までの距離の 2 乗の和)✓
n≥2、r>0 とする。中心が原点で半径 r の円に内接する正 n 角形の頂点 rωk と任意の点 p について
k=0∑n−1∣p−rωk∣2=n(∣p∣2+r2).
証明(命題 5.4)
∣p−rωk∣2=∣p∣2−2rRe(pˉωk)+r2(∣ωk∣=1)。和をとると n∣p∣2+nr2−2rRe(pˉ∑kωk) で、∑k=0n−1ωk=0(1 の冪根の直交関係 1 の冪根の直交関係(定理 8.1)[多項式の割り算と高次方程式] で j=1、n∤1)です。
∎
これは Leibniz の公式(重み付き距離の 2 乗の和(Leibniz の公式)(定理 7.1)[平面ベクトルと座標])の正多角形の場合で、重心が中心 0 であることに対応しています。
定理 6.1(結晶学的制限)✓
u,v∈R2 を 1 次独立なベクトルとし、格子 Λ={mu+nv∣m,n∈Z} とする。N≥1 を整数とし、原点のまわりの角 θ=N2π の回転 R(θ) が Λ を Λ に写す(R(θ)Λ⊆Λ)ならば、N∈{1,2,3,4,6} である。
証明(定理 6.1)
R(θ)u=αu+βv、R(θ)v=γu+δv となる整数 α,β,γ,δ がある(R(θ)u,R(θ)v∈Λ)。P=(u v) は可逆(1 次独立と成分表示の一意性(命題 3.1)[平面ベクトルと座標])で R(θ)P=PM、M=(αβγδ)。したがって R(θ)=PMP−1 で、tr(XY)=tr(YX)(成分で確かめられる)から trR(θ)=trM=α+δ∈Z。trR(θ)=2cosθ なので、2cosN2π∈Z です。
N=1,2,3,4,6 では 2cosN2π=2,−2,−1,0,1 で整数。N=5 では 3π<52π<2π で、[0,2π] で cos は狭義単調減少(周期性と基本的な対称性(定理 7.3)[指数・対数・三角関数をきちんと定義する] (3))、cos3π=21、cos2π=0 なので 0<2cos52π<1 で整数でない。N≥7 では 0<N2π<3π で 21<cosN2π<1、すなわち 1<2cosN2π<2 で整数でない。したがって N∈{1,2,3,4,6} です。
∎
結晶には 5 回対称も 8 回対称もないことの数学的な理由がこれです(準結晶は周期的な格子ではないので例外です)。
定理 6.2(離散 Fourier 変換の反転公式)✓
n≥1、ω=ωn、a=(a0,…,an−1)∈Cn とし、a^j=k=0∑n−1akω−jk(j=0,…,n−1)を a の離散 Fourier 変換とする。
- (反転公式)ak=n1j=0∑n−1a^jωjk。
- (Parseval の等式)k=0∑n−1∣ak∣2=n1j=0∑n−1∣a^j∣2。
証明(定理 6.2)
(1) ∑ja^jωjk=∑lal∑jωj(k−l)。1 の冪根の直交関係(1 の冪根の直交関係(定理 8.1)[多項式の割り算と高次方程式])により、内側の和は n∣(k−l) のとき n、そうでなければ 0 で、0≤k,l≤n−1 では k=l のときだけ n です。よって nak。(2) ∣a^j∣2=a^ja^j=∑k,lakalω−j(k−l)(ω−jl=ωjl)。j について足すと同じ直交関係で ∑j∣a^j∣2=n∑k∣ak∣2 です。
∎
例 6.3(離散 Fourier 変換の計算)
n=4、ω=i、a=(1,2,3,4):a^0=10、a^1=1+2(−i)+3(−1)+4i=−2+2i、a^2=1−2+3−4=−2、a^3=1+2i−3−4i=−2−2i。Parseval:1+4+9+16=30、41(100+8+4+8)=30。反転:a0=41(10−2+2i−2−2−2i)=1。離散 Fourier 変換は、周期的な信号を 1 の冪根 ωjk(周波数 j の波)に分解する操作で、高速 Fourier 変換(FFT)はこの計算を速く行うアルゴリズムです。
平面を複素数平面とみなし、作図可能な点を次のように定めます(多項式環と体の拡大 の定義と同じ)。P0={0,1} から始め、Pk の相異なる 2 点を通る直線と、Pk の 1 点を中心とし Pk の 2 点の距離を半径とする円のうち、相異なる 2 つの図形の交点を Pk に加えて Pk+1 とし、⋃kPk の点を作図可能な点、その全体を C とする。R=C∩R は作図可能な実数の全体である。
補題 7.1(基本的な作図)✓
a=b を C の点とする。
- 2a−b∈C。
- 線分 ab の垂直二等分線は 2 点 a+(b−a)e±iπ/3∈C を通り、中点 2a+b∈C。
- a±i(b−a)∈C。とくに i∈C。
- z∈C なら zˉ∈C。
- z∈C なら Rez,Imz∈R。
- x,y∈R なら x+iy∈C。
- x,y∈R なら x±y∈R。
- x,y∈R なら xy∈R、x=0 なら y/x∈R。
- x∈R、x>0 なら x∈R。
この補題のねらいは、定規とコンパスだけで、中点・垂線・足し算・引き算・かけ算・割り算・平方根といった基本の操作がすべてできることを示し、次の定理で「作図可能な数」を体の言葉で整理する準備をすることです。証明は (1) から順に、前の結果を使って組み上げます。(8) と (9) は座標で書かれていますが、(8) は 2 本の直線と実軸の交点、(9) は円と虚軸の交点を求めているだけです。
証明(補題 7.1)
P0⊆P1⊆⋯ なので、C の有限個の点はある Pk にまとめて入り、以下ではそれらから 1 段階で図形と交点を作ります。(1) 直線 ab と、a を中心とし b を通る円の交点は b と 2a−b。(2) a 中心 b 通過の円と b 中心 a 通過の円の交点 p は ∣p−a∣=∣p−b∣=∣b−a∣ を満たし、u=b−ap−a は ∣u∣=∣u−1∣=1 で、Reu=21 から u=e±iπ/3(命題 3.1 (3) の計算)。この 2 点を通る直線は、どちらも a,b から等距離なので垂直二等分線で、直線 ab との交点は中点です。(3) (1) の 2a−b(=b)と b の垂直二等分線は a を通り直線 ab に垂直で、a 中心 b 通過の円との交点が a±i(b−a) です。a=0、b=1 で ±i∈C。(4) z∈/R とする。0 中心 ∣z∣ 半径の円と、1 中心 ∣z−1∣ 半径の円はどちらも z と zˉ を通り、中心が異なるので共有点はこの 2 点だけ(相異なる 2 円の共有点は高々 2 個)。(5) w∈C について Rew=2w+wˉ は (2)(4) により C に属す(w∈R なら w 自身)。Imz=Re(−iz) で、z=0 なら −iz=0−i(z−0)∈C((3))(z=0 なら Imz=0)。(6) x,y=0 とする。(1) の 2x(a=x、b=0)と 0 の垂直二等分線は直線 Rez=x。(3) の iy と (1) の 2iy から、0 と 2iy の垂直二等分線は直線 Imz=y。その交点が x+iy。x=0 または y=0 なら (3) と仮定から。(7) 2x,2y∈C((1))の中点が x+y((2)。2x=2y なら x+y=2x)。−y=2⋅0−y((1))。(8) x=0 とする。(6) で x+i(y−1)、1+i(y−x) を作図でき、iy とあわせて、点 iy と x+i(y−1) を通る直線 {(tx, y−t)} は実軸と t=y で交わり、交点 xy です(方向 (x,−1) は水平でない)。点 iy と 1+i(y−x) を通る直線 {(t, y−tx)} は実軸と t=y/x で交わります。(9) −1∈R((7))と x の中点 c=2x−1((2))を中心とし x を通る円は (X−c)2+Y2=(2x+1)2 で、直線 X=0(0 と i を通る直線)との交点は Y2=4(x+1)2−(x−1)2=x から ±ix。x=Re(−i⋅ix)∈R((5))です。
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定理 7.2(作図可能な数)✓
- C は C の部分体で、複素共役と複素数の平方根について閉じている。R は R の部分体(Q を含む)で、正の元の平方根について閉じ、C=R+iR である。
- z=x+iy が作図可能であることは、実数の体の列 Q=F0⊂F1⊂⋯⊂Fm⊂R(各 Fj+1=Fj(Dj)、Dj∈Fj、Dj≥0)で、x,y∈Fm となるものがあることと同値である。すなわち作図可能な数は、Q から四則と平方根を有限回くり返して得られる数である。特に [Q(x,y):Q] は 2 のべきである。
証明(定理 7.2)
(1) R は 補題 7.1 (7)(8) により +,−,×,÷ で閉じ、1 を含むので部分体で Q を含みます。(9) が平方根。(5)(6) から C=R+iR。したがって C は (x+iy)(u+iv)=(xu−yv)+i(xv+yu) と (x+iy)−1=x2+y2x−iy で積と逆元について閉じ、和・差・共役でも閉じます。複素数の平方根:z=x+iy∈C、r=x2+y2∈R(r≥∣x∣)、a=(r+x)/2、b=(r−x)/2∈R とし、y≥0 なら w=a+ib、y<0 なら w=a−ib とすると、a2−b2=x、2ab=2(r2−x2)/4=∣y∣ から w2=z。
(2) (⇐) F0=Q⊆R で、Fj⊆R なら Dj∈R、Dj∈R((1))で Fj+1⊆R。よって x,y∈R から z∈C((1))。(⇒) Pk の点の座標がすべて入る体の列があることを k について示します。k=0 は F0=Q。k→k+1:新しい点の座標は、交点の座標は高々 2 次の拡大に入る(補題 8.1)[多項式環と体の拡大] により、現在の体(Pk の座標をすべて含む列の最後 F)について F(D)(D∈F、D≥0)に入ります。新しい点は有限個なので、それらの D を 1 つずつ順に添加した列を継ぎ足せば、Pk+1 の座標をすべて含む列を得ます。拡大次数は [Fj+1:Fj]∈{1,2}(Dj は t2−Dj の根)で、拡大次数の連鎖律(次数の連鎖律(命題 6.1)[多項式環と体の拡大])により [Fm:Q] は 2 のべき、Q⊆Q(x,y)⊆Fm から [Q(x,y):Q] は 2s の約数、したがって 2 のべきです。
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系 7.3(三大作図問題と正七角形)✓
- 立方体倍積:32∈/R なので、長さ 1 の線分から長さ 32 の線分は作図できない。
- 角の三等分:60∘ の三等分は作図できない(cos20∘∈/R)。
- 単位円に内接し 1 つの頂点が 1 の正七角形の頂点 e2πi/7 は作図可能でない。
証明(系 7.3)
(1)(2) は、x3−2 と 4y3−3y−21 の既約性による次数の議論(立方体倍積と角の三等分の不可能性(系 8.3)[多項式環と体の拡大])です。
(3) ζ=e2πi/7、y=ζ+ζ−1=2cos72π とすると、y2=ζ2+2+ζ−2、y3=ζ3+3ζ+3ζ−1+ζ−3 から y3+y2−2y−1=ζ−3(1+ζ+⋯+ζ6)=0(ζ7=1 と 1+ζ+⋯+ζ6=0、後者は ζ7−1=(ζ−1)∑k=06ζk(因数分解の公式(命題 5.1)[数と式] (1))と ζ=1 による)。f(t)=t3+t2−2t−1 は有理根の候補 ±1 がどちらも根でない(f(1)=−1、f(−1)=1、有理根定理(定理 6.1)[多項式の割り算と高次方程式])ので、3 次式が可約なら 1 次の因子(有理数の根、剰余の定理・因数定理(定理 2.3)[多項式の割り算と高次方程式])をもつことから Q 上既約で、y の最小多項式です。したがって [Q(y):Q]=3(単純拡大の次数(命題 6.2)[多項式環と体の拡大])。e2πi/7 が作図可能なら、その実部 x=cos72π=y/2 について 定理 7.2 (2) により [Q(x):Q] は 2 のべき(Q(x)⊆Q(x,Ime2πi/7) と連鎖律)ですが、Q(x)=Q(y) の次数は 3 で矛盾します。
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複素数平面は、複素解析(complex-analysis)の舞台そのものです。回転相似 z↦αz+β は正則な 1 次写像で、反転と合わせた**一次分数変換**が円円対応を満たすことが、共円の条件の背景にあります。1 の冪根と離散 Fourier 変換は、群の指標の理論(有限アーベル群上の Fourier 解析)と、フーリエ解析(fourier-analysis)の離散版です。結晶学的制限は、格子を保つ線形変換の整数行列の性質(トレースが整数)で、結晶群の分類の入口です。作図可能な数の特徴づけは、体の拡大と Galois 理論(algebra)の最初の応用で、多項式の割り算と高次方程式 の因数定理・有理根定理がその部品になっています。
演習 9.1易
f(z)=αz+β が f(0)=1+i、f(1)=3+2i を満たすとき、f の不動点(回転相似の中心)、回転角、拡大率を求めよ。
解答
定理 2.3 (3) の証明により α=f(1)−f(0)=2+i、β=1+i。不動点は z0=1−αβ=−1−i1+i=−1。回転角は arg(2+i)=arctan21(約 26.6∘)、拡大率は ∣2+i∣=5。確かめると f(−1)=−2−i+1+i=−1。
演習 9.2標準
4 点 0, 1, 1+i, i が同一円周上にあることを、交比で示せ。
解答
z1=0、z2=1、z3=1+i、z4=i とすると、定理 3.2 の交比の因子は z4−z3z4−z1=−1i=−i、z2−z1z2−z3=1−i=−i で、積は (−i)(−i)=i2=−1。実数なので 4 点は 1 つの円(正方形の外接円)または直線上にあり、直線上にはない(1+i は直線 0–1 上にない)ので円周上です。
演習 9.3標準
sin8πsin83π の値を求めよ。
解答
系 5.3 の n=8 より ∏k=17sin8kπ=278=161。sin8(8−k)π=sin8kπ なので積は (sin8πsin82πsin83π)2sin84π。sin2π=1、sin4π=22 なので (sin8πsin83π⋅22)2=161、各正弦は正なので sin8πsin83π⋅22=41、すなわち sin8πsin83π=42。直接確かめると sin83π=cos8π なので積は 21sin4π=42 で一致します。
演習 9.4標準
n=4 で a^=(4,0,0,0) を離散 Fourier 変換とする数列 a を求めよ。
解答
定理 6.2 (1) により ak=41∑j=03a^jijk=41⋅4⋅1=1(j=0 の項のみ)。すなわち a=(1,1,1,1)(定数列のフーリエ係数は 0 番目だけに現れる)。確かめると a^0=4、a^j=∑ki−jk=0(j=1,2,3、直交関係)。
- Tristan Needham, Visual Complex Analysis, Oxford University Press, 1997 — 複素数の積と回転、反転に関する章。
- Liang-shin Hahn, Complex Numbers and Geometry, Mathematical Association of America, 1994 — 複素数による平面幾何。
- Ian Stewart, Galois Theory, 4th ed., CRC Press, 2015 — 作図の章。
- Ivan Niven, Irrational Numbers, Mathematical Association of America, 1956 — 円積問題と π の超越性に関する章。
執筆: Claude Code(Sonnet 5.5)、Claude Code(Opus 5.5)・監査 2 回(Claude Code)・最終 2026-10-12