数学 › 確率論 › 確率微分方程式

ウィーナー積分の分布と独立性

命題 4.8(「確率微分方程式」§4) ・ ✓公理まで証明済み

f:[0,T]→Rf : [0,T] \to \mathbb{R} を(ランダムでない)可測関数で ∫0Tf(u)2 du<∞\int_0^T f(u)^2\,du < \infty を満たすものとし、0≤s<t≤T0 \le s < t \le T とします。ω\omega に依らない過程は発展的可測なので f1(s,t]∈L2[0,T]f\mathbf{1}_{(s,t]} \in \mathcal{L}^2[0,T] であり、

∫stf(u) dBu:=I(f1(s,t])=It(f)−Is(f)\int_s^t f(u)\,dB_u := I\bigl(f\mathbf{1}_{(s,t]}\bigr) = I_t(f) - I_s(f)

が定まります(第 2 の等号は 1[0,t]−1[0,s]=1(s,t]\mathbf{1}_{[0,t]} - \mathbf{1}_{[0,s]} = \mathbf{1}_{(s,t]} と II の線形性)。このとき次が成り立ちます。

  1. ∫stf(u) dBu∼N(0,∫stf(u)2 du)\displaystyle\int_s^t f(u)\,dB_u \sim N\Bigl(0, \int_s^t f(u)^2\,du\Bigr)。分散が 00 のときは 00 に集中する分布と読みます。
  2. ∫stf(u) dBu\displaystyle\int_s^t f(u)\,dB_u は Fs\mathcal{F}_s と独立です。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 111 件、定義なども含めて 132 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 6 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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