数学 › 代数幾何 I(多様体とスキーム) › アフィンスキームとスキーム

Proj はスキーム

定理 6.3(「アフィンスキームとスキーム」§6) ・ ✓公理まで証明済み

SS を次数環、X=Proj⁡SX = \operatorname{Proj} S とする。

  1. 正の次数の斉次元 ff についての D+(f)D_+(f) の全体は XX の開基で、D+(f)∩D+(g)=D+(fg)D_+(f) \cap D_+(g) = D_+(fg) である。正の次数の斉次元の族 (fi)(f_i) がイデアル S+S_+ を生成すれば X=⋃iD+(fi)X = \bigcup_i D_+(f_i) である。
  2. ff を次数 d>0d > 0 の斉次元とする。ϕf(p)=pSf∩S(f)\phi_f(\mathfrak{p}) = \mathfrak{p}S_f \cap S_{(f)} は同相写像 ϕf ⁣:D+(f)→Spec⁡S(f)\phi_f\colon D_+(f) \to \operatorname{Spec} S_{(f)} を定め、次数 ee の斉次元 gg について ϕf(D+(fg))=D(gd/fe)\phi_f(D_+(fg)) = D(g^d/f^e) である。
  3. 点 p∈X\mathfrak{p} \in X での茎は OX,p≅S(p)\mathcal{O}_{X, \mathfrak{p}} \cong S_{(\mathfrak{p})} である。ff を正の次数の斉次元とすると、(D+(f),OX∣D+(f))(D_+(f), \mathcal{O}_X|_{D_+(f)}) は局所環付き空間として Spec⁡S(f)\operatorname{Spec} S_{(f)} と同型である。したがって Proj⁡S\operatorname{Proj} S はスキームである。
  4. PAn=⋃i=0nD+(xi)\mathbb{P}^n_A = \bigcup_{i=0}^n D_+(x_i) で、D+(xi)≅Spec⁡A[x0/xi,…,xn/xi]≅AAnD_+(x_i) \cong \operatorname{Spec} A[x_0/x_i, \ldots, x_n/x_i] \cong \mathbb{A}^n_A である。ここで A[x0/xi,…,xn/xi]=S(xi)A[x_0/x_i, \ldots, x_n/x_i] = S_{(x_i)} は、nn 個の元 xj/xix_j/x_i(j≠ij \ne i)を変数とする AA 上の多項式環である。D+(xi)∩D+(xj)D_+(x_i) \cap D_+(x_j) は、D+(xi)D_+(x_i) の中では主開集合 D(xj/xi)D(x_j/x_i) に対応する。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 34 件、定義なども含めて 43 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 3 件

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