数学 › 微分位相 › ハンドル分解と手術

境界の成分はグラフで数えられる

補題 7.10(「ハンドル分解と手術」§7) ・ ✓公理まで証明済み

  1. ww を m≥1m\ge1 文字の語とする。各隙間は ∂W(w)\partial W(w) の連結な開集合で、2 つの隙間が ∂W(w)\partial W(w) の同じ連結成分に含まれることと、Γ(w)\Gamma(w) の同じ連結成分に属することは同値であり、∂W(w)\partial W(w) のどの連結成分も隙間を含む。とくに ∂W(w)\partial W(w) の連結成分の個数は Γ(w)\Gamma(w) の連結成分の個数に等しい。
  2. w=B Tw=B\,T で、BB の各文字が BB の中に 2 回現れる(したがって TT の各文字も TT の中に 2 回現れる)とき、∂W(B)\partial W(B)、∂W(T)\partial W(T)、∂W(BT)\partial W(BT) の連結成分の個数 β(B)\beta(B)、β(T)\beta(T)、β(BT)\beta(BT) について β(BT)=β(B)+β(T)−1\beta(BT)=\beta(B)+\beta(T)-1 である(空の語については β=1\beta=1)。
  3. ∂W(c c)\partial W(c\,c) と ∂W(a b a−1 b−1)\partial W(a\,b\,a^{-1}\,b^{-1}) は連結である。
  4. w=a U a−1 Vw=a\,U\,a^{-1}\,V で、aa 以外のどの文字も、2 つの足がともに UU にあるか、ともに VV にあるならば、∂W(w)\partial W(w) は連結でない。
  5. (1 の点集合としての形)ww を m≥1m\ge1 文字の語、足 φj({u}×D1)\varphi_j(\{u\}\times D^1) の指数を ιj,u\iota_{j,u} とする。∂W(w)=χ(S1;φ1,…,φm)\partial W(w)=\chi(S^1;\varphi_1,\dots,\varphi_m) は、点集合として、隙間の全体の和と、2m2m 個の点 nj,vn_{j,v}(jj 番目の D˚1×S0\mathring D^1\times S^0 のコピーの点 (0,v)(0,v)、v=±1v=\pm1)の非交和である。nj,vn_{j,v} の近傍の基は、nj,vn_{j,v} と、u=±1u=\pm1 のそれぞれについて足 (j,u)(j,u) の中心から「v ιj,u=1v\,\iota_{j,u}=1 なら後ろの隙間、v ιj,u=−1v\,\iota_{j,u}=-1 なら前の隙間」の中へ延びる短い弧(中心は含まない)とを合わせた集合で与えられる。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 79 件、定義なども含めて 96 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 3 件