数学 › 確率論 › 劣加法エルゴード定理と Lyapunov 指数

SL(2,ℝ) コサイクルの Oseledets の定理

定理 4.3(「劣加法エルゴード定理と Lyapunov 指数」§4) ・ ✓公理まで証明済み

(X,B,μ,T)(X,\mathcal{B},\mu,T) をエルゴード的な測度保存系、A:X→SL(2,R)A:X\to SL(2,\mathbb{R}) を可測で log⁡∥A∥∈L1(μ)\log\|A\|\in L^1(\mu) とし、L≥0L\ge0 を 定理 3.2 の Lyapunov 指数とする。

  1. L>0L>0 なら、ほとんどすべての xx について実の単位ベクトル s(x)s(x) が存在して、1nlog⁡∥An(x)s(x)∥→−L\frac1n\log\|A_n(x)s(x)\|\to-L、かつ v∈C2∖Cs(x)v\in\mathbb{C}^2\setminus\mathbb{C}s(x) なら 1nlog⁡∥An(x)v∥→L\frac1n\log\|A_n(x)v\|\to L である。さらにほとんどすべての xx で A(x)s(x)∈Rs(Tx)A(x)s(x)\in\mathbb{R}s(Tx)(方向の共変性)。
  2. L=0L=0 なら、ほとんどすべての xx とすべての v≠0v\ne0 で 1nlog⁡∥An(x)v∥→0\frac1n\log\|A_n(x)v\|\to0 である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 64 件、定義なども含めて 72 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。