数学 › 確率論 › 劣加法エルゴード定理と Lyapunov 指数

決定論的な Oseledets の補題

補題 4.2(「劣加法エルゴード定理と Lyapunov 指数」§4) ・ ✓公理まで証明済み

Mn∈SL(2,R)M_n\in SL(2,\mathbb{R})(n≥1n\ge1)が、ある γ>0\gamma>0 について

lim⁡n→∞1nlog⁡∥Mn∥=γ,lim⁡n→∞1nlog⁡∥Mn+1Mn−1∥=0\lim_{n\to\infty}\frac1n\log\|M_n\|=\gamma,\qquad\lim_{n\to\infty}\frac1n\log\|M_{n+1}M_n^{-1}\|=0

を満たすとする。このとき実の単位ベクトル ss が存在して

  1. lim⁡n→∞1nlog⁡∥Mns∥=−γ\displaystyle\lim_{n\to\infty}\frac1n\log\|M_ns\|=-\gamma、
  2. v∈C2∖Csv\in\mathbb{C}^2\setminus\mathbb{C}s ならば lim⁡n→∞1nlog⁡∥Mnv∥=γ\displaystyle\lim_{n\to\infty}\frac1n\log\|M_nv\|=\gamma。

特に lim sup⁡n1nlog⁡∥Mnv∥<γ\limsup_n\frac1n\log\|M_nv\|<\gamma となる vv の全体は 1 次元部分空間 Cs\mathbb{C}s である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 22 件、定義なども含めて 24 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件