物理学 › 場の量子論 › ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類

ウィグナーの分類:質量ゼロの場合とヘリシティ

定理 7.9(「ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類」§7) ・ △証明あり(閉包未完)

UU を P~\tilde{\mathcal{P}} の既約な強連続ユニタリ表現とし、PP の同時スペクトルが Ω0+\Omega_0^+ に含まれ、さらに運動量 k=(κ,0,0,κ)k = (\kappa,0,0,\kappa) の固有空間が有限次元であるとします。このとき次が成り立ちます。

  1. 小群 GkG_k の表現 DD は 1 次元で、ある h∈12Zh\in\tfrac12\mathbb{Z} に対して D(A(θ,z))=e−ihθD(A(\theta,z)) = e^{-ih\theta} です。特に小群の「並進」A(0,z)A(0,z) は自明に作用します。
  2. UU 上で P2=0P^2 = 0、Wμ=hPμW^\mu = hP^\mu が成り立ちます。とくに W2=0W^2 = 0 で、h=J⋅P/∣P∣h = \boldsymbol J\cdot\boldsymbol P/|\boldsymbol P| です。
  3. 各 h∈12Zh\in\tfrac12\mathbb{Z} に対して、条件を満たす既約表現 U0,hU_{0,h} がユニタリ同値を除いてちょうど 1 つ存在し、H0,h=L2(Ω0+,dμ0)\mathcal{H}_{0,h} = L^2(\Omega_0^+,d\mu_0)、(U0,h(a,A)ψ)(p)=eip⋅a e−ihθ(A,Λ−1p) ψ(Λ−1p)(U_{0,h}(a,A)\psi)(p) = e^{ip\cdot a}\,e^{-ih\theta(A,\Lambda^{-1}p)}\,\psi(\Lambda^{-1}p) で与えられます。ここで dμ0=d3p/((2π)32∣p∣)d\mu_0 = d^3p/((2\pi)^3 2|\boldsymbol p|)、θ(A,p)\theta(A,p) は W(A,p)=A(θ,z)W(A,p) = A(\theta,z) の角度成分です。

hh をヘリシティと呼びます。hh と −h-h の表現は P+↑\mathcal{P}^\uparrow_+ の下では別の粒子ですが、パリティ P\mathsf P はそれらを入れ替えます。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

△ 証明あり(閉包未完)

証明は Rikai にありますが、たどった先に主張のみの定理(または循環)があり、公理まではつながっていません。止めている前提:

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 7 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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