物理学 › 場の量子論 › ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類

SL(2,C) による 2 対 1 被覆

定理 3.3(「ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類」§3) ・ ✓公理まで証明済み

A∈SL(2,C)A\in\mathrm{SL}(2,\mathbb{C}) に対し、線形写像 Λ(A):R4→R4\Lambda(A):\mathbb{R}^4\to\mathbb{R}^4 を

X(Λ(A)x)=A X(x) A†X\big(\Lambda(A)x\big) = A\,X(x)\,A^\dagger

で定めます。このとき次が成り立ちます。

  1. Λ(A)∈L+↑\Lambda(A)\in\mathcal{L}^\uparrow_+ であり、A↦Λ(A)A\mapsto\Lambda(A) は連続な群準同型です。
  2. この準同型は全射で、核は {1,−1}\lbrace\mathbb{1},-\mathbb{1}\rbrace です。したがって L+↑≅SL(2,C)/{±1}\mathcal{L}^\uparrow_+ \cong \mathrm{SL}(2,\mathbb{C})/\lbrace\pm\mathbb{1}\rbrace です。
  3. SL(2,C)\mathrm{SL}(2,\mathbb{C}) は単連結です。したがって SL(2,C)\mathrm{SL}(2,\mathbb{C}) は L+↑\mathcal{L}^\uparrow_+ の普遍被覆群であり、π1(L+↑)≅Z2\pi_1(\mathcal{L}^\uparrow_+) \cong \mathbb{Z}_2 です。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 1 件、定義なども含めて 1 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 5 件

関連するノック 3 問