物理学 › 場の量子論 › ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
ウィグナーの分類:質量正の場合
と に対し、 を のスピン の既約ユニタリ表現とし、
(、 は 例 7.2 の不変測度、 は上で選んだ標準ブースト)と定めます。このとき次が成り立ちます。
- は の強連続ユニタリ表現です。
- 上で 、 です。
- は既約であり、 ならば と はユニタリ同値ではありません。
- 逆に、 の既約な強連続ユニタリ表現で、 の同時スペクトルが に含まれるものは、ある について とユニタリ同値です。
を粒子のスピンと呼びます。 が半整数の表現は を で表現し、 の射影表現になります。
閉包の状態
△ 証明あり(閉包未完)
証明は Rikai にありますが、たどった先に主張のみの定理(または循環)があり、公理まではつながっていません。止めている前提:
- Mackey の定理(主張)※定理 7.3・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 8 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
- 質量殻上のローレンツ不変測度✓補題 2.1・スカラー場の正準量子化
カシミール演算子✓命題 6.4・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
ポアンカレ代数✓命題 6.2・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
- ローレンツ代数の交換関係と su(2) ⊕ su(2) への分解✓命題 4.2・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
質量正・質量ゼロの粒子表現✓系 7.1・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
- SU(2) の既約表現の分類✓定理 4.6・指標と SU(2)・SU(N) の表現(上で展開済み)
- 誘導表現の既約性と同値類✓定理 6.5・Lorentz 群・Poincaré 群の表現(上で展開済み)
質量ゼロの小群とその生成子✓補題 7.7・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
SL(2,C) による 2 対 1 被覆✓定理 3.3・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
- ローレンツ群の連結成分✓命題 3.2・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
- 有限次元ユニタリ表現の完全可約性✓命題 2.2・Peter–Weyl の定理
可換群の既約表現は 1 次元✓系 3.2・Peter–Weyl の定理
- Schur の補題✓定理 3.1・Peter–Weyl の定理
Stone の定理✓定理 3.1・1 径数ユニタリ群と強連続半群
- 自己共役性の基本判定✓命題 2.2・自己共役性の判定
- 自己共役作用素が定めるユニタリ群✓命題 2.2・1 径数ユニタリ群と強連続半群
- Mackey の定理(主張)※定理 7.3・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
コンパクト群のユニタリ表現の分解✓定理 6.1・Peter–Weyl の定理
- Haar 測度は開集合で正✓命題 3.6・Haar 測度
有限ランク近似✓定理 3.4・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス
- コンパクト作用素は閉じた両側イデアル✓命題 3.2・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス
ノルムは固有値として達成される✓補題 4.1・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス
- 自己共役作用素のスペクトル✓定理 6.10・有界作用素と共役作用素 この先をたどる →
Hilbert–Schmidt の定理✓定理 4.2・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス
- ノルムは固有値として達成される✓補題 4.1・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス(上で展開済み)
- コンパクト作用素は閉じた両側イデアル✓命題 3.2・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス
- 対角作用素のコンパクト性✓命題 3.6・コンパクト作用素・Hilbert–Schmidt 作用素・トレースクラス この先をたどる →
- 有限次元ユニタリ表現の完全可約性✓命題 2.2・Peter–Weyl の定理
SU(2) の既約表現の分類✓定理 4.6・指標と SU(2)・SU(N) の表現
- はユニタリ表現✓命題 4.2・指標と SU(2)・SU(N) の表現
Weyl の積分公式(SU(2))✓定理 4.4・指標と SU(2)・SU(N) の表現
- コンパクト群の正規化 Haar 測度✓定理 5.1・Haar 測度 この先をたどる →
- SU(2) の共役類✓補題 4.3・指標と SU(2)・SU(N) の表現
重複度の公式と指標による判定✓系 3.4・指標と SU(2)・SU(N) の表現
誘導表現の既約性と同値類✓定理 6.5・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
有限測度の Fourier 変換の一意性✓補題 6.1・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
- Fubini の定理✓定理 3.4・直積測度と Fubini–Tonelli の定理 この先をたどる →
- 測度の一意性✓定理 4.5・測度空間と Carathéodory の拡張定理 この先をたどる →
- 掛け算作用素の可換子✓補題 6.2・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
軌道写像と零集合✓補題 6.3・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
- 沈め込みの局所標準形✓定理 3.2・部分多様体と正則値定理 この先をたどる →
- Lie 群の Haar 測度と Maurer–Cartan 形式✓命題 6.1・Haar 測度 この先をたどる →
左不変な可測関数は定数✓補題 6.4・Lorentz 群・Poincaré 群の表現
- モジュラー関数の性質✓命題 4.2・Haar 測度 この先をたどる →
- Schur の補題✓定理 3.1・Peter–Weyl の定理
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。