数学 › 複素幾何 › 概複素構造と Dolbeault コホモロジー

可積分性の同値条件

定理 4.2(「概複素構造と Dolbeault コホモロジー」§4) ・ ✓公理まで証明済み

(M,J)(M,J) を概複素多様体とする。次の条件は同値である。

  1. すべての kk で、Ak(M)A^k(M) 上 d=∂+∂ˉd=\partial+\bar\partial が成り立つ。
  2. (1,0)(1,0) 型の 1 形式 α\alpha について、dαd\alpha の (0,2)(0,2) 成分はつねに 00 である。
  3. T0,1MT^{0,1}M の切断 Z,WZ,W について、[Z,W][Z,W] は T0,1MT^{0,1}M の切断である。
  4. Nijenhuis テンソル NJN_J は恒等的に 00 である。
  5. すべての関数 f∈A0(M)f\in A^0(M) について ∂ˉ∂ˉf=0\bar\partial\bar\partial f=0 である。

これらが成り立つとき JJ は可積分であるといい、∂2=0\partial^2=0、∂ˉ2=0\bar\partial^2=0、∂∂ˉ+∂ˉ∂=0\partial\bar\partial+\bar\partial\partial=0 が Ak(M)A^k(M) 上で成り立つ。複素多様体の概複素構造は可積分である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 85 件、定義なども含めて 102 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件

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