数学 › 関数解析と作用素論 › 形式和・単調収束定理・Trotter–加藤の積公式

形式の収束による強レゾルベント収束の判定

定理 4.1(「形式和・単調収束定理・Trotter–加藤の積公式」§4) ・ ✓公理まで証明済み

qnq_n(n∈Nn\in\mathbb{N})と qq を非負閉形式(定義域は稠密でなくてよい)とし、Hn,HH_n,H を対応する作用素、Pn,PP_n,P を Q(qn)‾,Q(q)‾\overline{Q(q_n)},\overline{Q(q)} への射影とする(定義 2.1)。次の 2 条件を仮定する。

  • (a)(下極限の不等式)任意の部分列 (nk)(n_k) と弱収束する列 ψk⇀ψ\psi_k\rightharpoonup\psi について q[ψ]≤lim inf⁡kqnk[ψk]q[\psi]\le\liminf_kq_{n_k}[\psi_k]。
  • (b)(回復列)任意の ψ∈Q(q)\psi\in Q(q) に対し、ψn→ψ\psi_n\to\psi(強収束)かつ lim sup⁡nqn[ψn]≤q[ψ]\limsup_nq_n[\psi_n]\le q[\psi] を満たす列 (ψn)(\psi_n) がある。

このとき (Hn+1)−1Pn→(H+1)−1P(H_n+1)^{-1}P_n\to(H+1)^{-1}P が強収束する。さらに λ∈C∖(−∞,0]\lambda\in\mathbb{C}\setminus(-\infty,0] と t>0t>0 について (Hn+λ)−1Pn→(H+λ)−1P(H_n+\lambda)^{-1}P_n\to(H+\lambda)^{-1}P、e−tHnPn→e−tHPe^{-tH_n}P_n\to e^{-tH}P が強収束する。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 49 件、定義なども含めて 55 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件