数学 › 関数解析と作用素論 › 自己共役性の判定

表現定理

定理 4.2(「自己共役性の判定」§4) ・ ✓公理まで証明済み

qq を稠密な定義域 Q(q)Q(q) をもつ、下に有界(q≥−Mq\ge -M)な対称閉形式とする。このとき次を満たす自己共役作用素 HH がただ一つ存在する。

  1. D(H)⊂Q(q)D(H)\subset Q(q) であり、すべての φ∈Q(q)\varphi\in Q(q)、ψ∈D(H)\psi\in D(H) について q(φ,ψ)=⟨φ,Hψ⟩q(\varphi,\psi) = \langle\varphi, H\psi\rangle。
  2. H≥−MH\ge -M であり、Q(q)=D((H+M)1/2)Q(q) = D((H+M)^{1/2})、かつ q(φ,ψ)=⟨(H+M)1/2φ,(H+M)1/2ψ⟩−M⟨φ,ψ⟩q(\varphi,\psi) = \langle (H+M)^{1/2}\varphi,(H+M)^{1/2}\psi\rangle - M\langle\varphi,\psi\rangle。特に D(H)D(H) は qq の形式芯である。
  3. ψ∈Q(q)\psi\in Q(q) と f∈Hf\in\mathcal{H} がすべての φ∈Q(q)\varphi\in Q(q) について q(φ,ψ)=⟨φ,f⟩q(\varphi,\psi)=\langle\varphi,f\rangle を満たすなら、ψ∈D(H)\psi\in D(H) かつ Hψ=fH\psi=f。

逆に、自己共役作用素 H≥−MH\ge -M に対して (2) の右辺で定まる形式は、D((H+M)1/2)D((H+M)^{1/2}) を定義域とする下に有界な閉形式である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。

これを使っている定理 証明で参照している 9 件

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