数学 › 関数解析と作用素論 › スペクトル定理と関数計算

射影値測度の基本性質

命題 3.2(「スペクトル定理と関数計算」§3) ・ ✓公理まで証明済み

EE を (X,A)(X,\mathcal{A}) 上の射影値測度とする。

  1. 任意の B,C∈AB,C\in\mathcal{A} について E(B)E(C)=E(B∩C)E(B)E(C)=E(B\cap C)。とくにスペクトル射影は互いに可換である。
  2. 各 ψ∈H\psi\in\mathcal{H} について μψ(B):=⟨ψ,E(B)ψ⟩=∥E(B)ψ∥2\mu_\psi(B):=\langle\psi,E(B)\psi\rangle=\|E(B)\psi\|^2 は全質量 ∥ψ∥2\|\psi\|^2 の有限正測度である。
  3. 各 φ,ψ∈H\varphi,\psi\in\mathcal{H} について μφ,ψ(B):=⟨φ,E(B)ψ⟩\mu_{\varphi,\psi}(B):=\langle\varphi,E(B)\psi\rangle は複素測度であり、偏極恒等式 μφ,ψ=14∑k=03i−kμφ+ikψ\mu_{\varphi,\psi}=\frac14\sum_{k=0}^{3}i^{-k}\mu_{\varphi+i^k\psi} と、全変動の評価 ∣μφ,ψ∣(B)≤μφ(B)1/2μψ(B)1/2|\mu_{\varphi,\psi}|(B)\le\mu_\varphi(B)^{1/2}\mu_\psi(B)^{1/2} が成り立つ。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。

これを使っている定理 証明で参照している 8 件