臨界点の通過とハンドルの接着
を同境 の上の Morse 関数、 をその勾配状ベクトル場とし、 の臨界点 がすべて同じ臨界値 をもち、指数が であるとする。このとき、像が互いに交わらない接着写像 と微分同相
で、 上で恒等写像となり、各 の原点を に、芯を に収束する軌道の全体と の和(下降円板)に、余芯を から出る軌道の全体と の和(上昇円板)に写すものが存在する。とくに は に微分同相で、 は に指数 のハンドルを同時に接着したものである。
さらに、 と は次の形に取れる。 のまわりの互いに交わらない適合チャート と、十分小さい任意の について
( は 補題 2.6 の 3 の、軌道を負の向きにたどった到達点の写像)であり、 は積の部分の各線分 を、 の軌道のうち に含まれる部分の上へ写す。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 75 件、定義なども含めて 92 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
臨界点の無い同境は積✓定理 2.7・ハンドル分解と手術
勾配状ベクトル場の存在✓補題 2.5・ハンドル分解と手術
Morse の補題✓定理 3.2・Morse 理論
- Taylor の積分形(2 次)✓補題 3.1・Morse 理論
- 逆関数定理✓定理 2.1・部分多様体と正則値定理
- Hessian の変換則✓命題 2.2・Morse 理論 この先をたどる →
1 の分割の存在✓定理 6.3・部分多様体と正則値定理
- コンパクト集合による枚挙✓補題 6.2・部分多様体と正則値定理
- 台の小さな滑らかな関数✓補題 6.1・部分多様体と正則値定理
- 軌道の行き先✓補題 2.6・ハンドル分解と手術(上で展開済み)
流れの基本定理✓定理 2.5・ベクトル場の流れ・Lie 微分・Frobenius の定理
常微分方程式の基本定理✓定理 2.3・ベクトル場の流れ・Lie 微分・Frobenius の定理
- C¹ 級なら局所 Lipschitz✓命題 2.4・解の存在と一意性 この先をたどる →
- 解の一意性✓定理 3.2・解の存在と一意性 この先をたどる →
- Picard–Lindelöf の定理✓定理 4.1・解の存在と一意性 この先をたどる →
- 初期値への 依存性✓定理 8.4・解の存在と一意性 この先をたどる →
- パラメータへの 依存性と滑らかな流れ✓系 8.5・解の存在と一意性 この先をたどる →
多様体上の逆関数定理✓系 2.2・部分多様体と正則値定理
- 多様体間の 級写像と微分同相定義 6.3・微分可能多様体の定義
- 逆関数定理✓定理 2.1・部分多様体と正則値定理
切って貼り直す操作と微分同相✓補題 3.5・ハンドル分解と手術
- 境界に沿った貼り合わせ定義 7.1・管状近傍・カラー・イソトピーの拡張
- 臨界点の無い同境は積✓定理 2.7・ハンドル分解と手術(上で展開済み)
これを使っている定理 証明で参照している 10 件
- 高次元の一般化された Poincaré 予想△系 2.9・h 同境定理・エキゾチック球面・低次元トポロジーの入口
- h 同境定理の証明のうち、ハンドル分解の定理から従う部分△命題 2.12・h 同境定理・エキゾチック球面・低次元トポロジーの入口
- ハンドル分解の存在✓定理 3.7・ハンドル分解と手術
- 手術と同境✓定理 3.9・ハンドル分解と手術
- 指数 0 と 1 の対の消去✓補題 5.6・ハンドル分解と手術
- 同時に貼ることと順に貼ること✓補題 5.7・ハンドル分解と手術
- 0-ハンドルと n-ハンドルは 1 つずつにできる✓系 5.9・ハンドル分解と手術
- ハンドル鎖複体✓命題 6.1・ハンドル分解と手術
- 閉曲面と語✓補題 7.8・ハンドル分解と手術
- Heegaard 分解の存在✓定理 8.1・ハンドル分解と手術