情報科学 › 偏微分方程式の離散化 › 固有値問題の離散化

本質スペクトルの下端より下には偽の固有値が現れない

命題 8.1(「固有値問題の離散化」§8) ・ ✓公理まで証明済み

H\mathcal{H} を無限次元の Hilbert 空間、AA を下に有界な自己共役作用素、Σ=inf⁡σess(A)\Sigma = \inf\sigma_{\mathrm{ess}}(A)、μk(A)\mu_k(A) をミニマックス値(定義 6.1[作用素の収束と摂動])とする。Vh⊂D(A)V_h \subset D(A) を nn 次元の部分空間、Λ1≤⋯≤Λn\Lambda_1 \le \cdots \le \Lambda_n を、VhV_h の正規直交基底 ψi\psi_i についての行列 (⟨ψi,Aψj⟩)(\langle\psi_i, A\psi_j\rangle) の固有値(Ritz 値)とする。

  1. k=1,…,nk = 1, \ldots, n について Λk≥μk(A)\Lambda_k \ge \mu_k(A)。
  2. c<Σc \lt \Sigma とすると、cc より小さい Ritz 値の個数は、cc より小さい AA の固有値の個数(重複度こみ)以下である。とくに inf⁡σ(A)\inf\sigma(A) より小さい Ritz 値はなく、Λk<Σ\Lambda_k \lt \Sigma ならば AA は Σ\Sigma より小さい固有値を kk 個以上もち、小さい方から kk 番目の固有値は Λk\Lambda_k 以下である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 31 件、定義なども含めて 34 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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