数学 › 数値線形代数 › Krylov 部分空間法 II

GMRES の最小残差性と実装

定理 3.2(「Krylov 部分空間法 II」§3) ・ ✓公理まで証明済み

1≤k<d1\le k<d とする。

  1. H~k\tilde H_k は列が一次独立で、∥βe1−H~ky∥\|\beta\boldsymbol{e}_1-\tilde H_k\boldsymbol{y}\| を最小にする yk∈Ck\boldsymbol{y}_k\in\mathbb{C}^k はただ 1 つである。xk\boldsymbol{x}_k はただ 1 つ存在して xk=x0+Qkyk\boldsymbol{x}_k=\boldsymbol{x}_0+Q_k\boldsymbol{y}_k、∥rk∥=∥βe1−H~kyk∥\|\boldsymbol{r}_k\|=\|\beta\boldsymbol{e}_1-\tilde H_k\boldsymbol{y}_k\|。
  2. A,b,x0A,\boldsymbol{b},\boldsymbol{x}_0 が実のとき、第 jj・j+1j+1 行に作用する Givens 回転 GjG_j(j=1,…,kj=1,\ldots,k)を順に選んで Gk⋯G1H~k=(Rk0T)G_k\cdots G_1\tilde H_k=\binom{R_k}{\boldsymbol{0}^{\mathsf{T}}}(RkR_k は k×kk\times k の正則な上三角)とでき、g=Gk⋯G1(βe1)\boldsymbol{g}=G_k\cdots G_1(\beta\boldsymbol{e}_1) とおくと yk=Rk−1(g1,…,gk)T\boldsymbol{y}_k=R_k^{-1}(g_1,\ldots,g_k)^{\mathsf{T}}、∥rk∥=∣gk+1∣\|\boldsymbol{r}_k\|=|g_{k+1}|。kk から k+1k+1 に進むときは、H~k+1\tilde H_{k+1} の新しい列に G1,…,GkG_1,\ldots,G_k を作用させ、新しい回転 Gk+1G_{k+1} を 1 つ加えるだけでよい。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 30 件、定義なども含めて 33 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件