数学 › 線形代数学 › ベクトル空間と線形変換

線形独立・生成系・基底

定義 5.1(「ベクトル空間と線形変換」§5)

VV を KK 上のベクトル空間とする。

  1. 組 (v1,…,vm)(\boldsymbol{v}_1, \ldots, \boldsymbol{v}_m) が線形独立(一次独立)であるとは、a1,…,am∈Ka_1, \ldots, a_m \in K について
a1v1+⋯+amvm=0  ⟹  a1=a2=⋯=am=0a_1\boldsymbol{v}_1 + \cdots + a_m\boldsymbol{v}_m = \boldsymbol{0} \implies a_1 = a_2 = \cdots = a_m = 0

が成り立つことをいう。線形独立でないとき線形従属という。すなわち、すべてが 00 ではない係数 a1,…,ama_1,\ldots,a_m で ∑iaivi=0\sum_i a_i \boldsymbol{v}_i = \boldsymbol{0} となるものが存在するときである。無限集合 S⊆VS \subseteq V については、その任意の有限個の相異なる元の組が線形独立であるとき SS は線形独立であるという。

  1. span⁡(S)=V\operatorname{span}(S) = V となるとき、SS は VV を生成するといい、SS を VV の生成系という。

  2. 線形独立な生成系を VV の基底という。有限個の場合は順序を込めて (v1,…,vn)(\boldsymbol{v}_1, \ldots, \boldsymbol{v}_n) と組で書く。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件

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