情報科学 › 偏微分方程式の離散化 › 楕円型・放物型方程式の差分法

陽的な方法と陰的な方法の演算量

命題 5.3(「楕円型・放物型方程式の差分法」§5) ・ ✓公理まで証明済み

熱方程式を時刻 TT まで解くとする。

  1. 陽的 Euler 法は、安定であるために Δt≤h2/2\Delta t \le h^2/2 が必要で、ステップ数は 2T/h22T/h^2 以上である。1 ステップは mm 個の成分の更新なので、演算量は h−3h^{-3} に比例する。
  2. θ>0\theta > 0 の θ 法の 1 ステップは、mm 次の正定値対称な三重対角行列 BθB_\theta を係数とする連立方程式で、Cholesky 分解(最初に 1 回、演算量 6m6m 以下)と前進・後退代入(演算量は mm に比例)で解ける。演算量は m⋅T/Δtm\cdot T/\Delta t、すなわち h−1Δt−1h^{-1}\Delta t^{-1} に比例する。
  3. 誤差を O(h2)O(h^2) にするのに、陽的 Euler は h−3h^{-3} に比例する演算量を要し、Crank–Nicolson は Δt\Delta t を hh に比例させて h−2h^{-2} に比例する演算量で足りる。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 63 件、定義なども含めて 71 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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