数学 › 関数解析と作用素論 › スペクトルの多重度

掛け算模型のスペクトル測度

補題 2.2(「スペクトルの多重度」§2) ・ ✓公理まで証明済み

(M,Mλ)(\mathcal{M},M_\lambda) を掛け算模型とする。

  1. PP は M\mathcal{M} 上の射影値測度で、MλM_\lambda は自己共役であり、そのスペクトル測度は PP である。f∈Bb(R)f\in\mathcal{B}_b(\mathbb{R}) について f(Mλ)f(M_\lambda) は各成分に ff を掛ける作用素で、g,h∈Mg,h\in\mathcal{M} の複素スペクトル測度は μg,h=∑kgk‾hk μk\mu_{g,h}=\sum_k\overline{g_k}h_k\,\mu_k である(右辺は全変動の意味で絶対収束する複素測度の和)。
  2. HH を H\mathcal{H} 上の自己共役作用素、W:H→MW:\mathcal{H}\to\mathcal{M} をユニタリ作用素とする。WHW−1=MλWHW^{-1}=M_\lambda(定義域を含む)であることと、すべてのボレル集合 BB で WEH(B)W−1=P(B)WE_H(B)W^{-1}=P(B) であることは同値である。このとき φ,ψ∈H\varphi,\psi\in\mathcal{H} について μφ,ψH=μWφ,Wψ\mu^H_{\varphi,\psi}=\mu_{W\varphi,W\psi}、f∈Bb(R)f\in\mathcal{B}_b(\mathbb{R}) について Wf(H)W−1=f(Mλ)Wf(H)W^{-1}=f(M_\lambda) である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 34 件、定義なども含めて 41 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 5 件