数学 › Lie 群と Lie 環の表現論 › 行列 Lie 群と指数写像

BCH 公式(積分表示と収束域)

定理 6.2(「行列 Lie 群と指数写像」§6) ・ ✓公理まで証明済み

X,Y∈Mn(C)X,Y\in M_n(\mathbb{C}) が ∥X∥+∥Y∥<14\|X\|+\|Y\|\lt\frac14 を満たすとき、Z=log⁡(eXeY)Z=\log(e^Xe^Y) が定義されて eZ=eXeYe^Z=e^Xe^Y であり、

Z=X+∫01ψ(ead⁡Xetad⁡Y)(Y) dtZ=X+\int_0^1\psi\bigl(e^{\operatorname{ad}X}e^{t\operatorname{ad}Y}\bigr)(Y)\,dt

が成り立つ。右辺の ψ(⋯ )\psi(\cdots) を冪級数で展開し、さらに ead⁡Xetad⁡Ye^{\operatorname{ad}X}e^{t\operatorname{ad}Y} を展開して得られる X,YX,Y の反復交換子の級数は絶対収束し、その最初の項は

Z=X+Y+12[X,Y]+112[X,[X,Y]]−112[Y,[X,Y]]+(4 次以上の反復交換子)Z=X+Y+\frac12[X,Y]+\frac1{12}[X,[X,Y]]-\frac1{12}[Y,[X,Y]]+(\text{4 次以上の反復交換子})

である。特に ZZ は X,YX,Y が生成する Lie 部分環に属する。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 16 件、定義なども含めて 17 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 8 件

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