数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 鎖複体とホモトピー圏

複体の圏はアーベル圏

命題 2.2(「鎖複体とホモトピー圏」§2) ・ ✓公理まで証明済み

C(A)\mathrm{C}(\mathcal{A}) は加法圏であり、次が成り立つ。

  1. 鎖写像 f ⁣:X→Yf\colon X \to Y の核・余核が存在し、次数ごとの核 ker⁡fn\ker f^n・余核 Coker⁡fn\operatorname{Coker} f^n に誘導された微分を入れたものとして与えられる。
  2. ff が C(A)\mathrm{C}(\mathcal{A}) で mono(epi、同型)であることと、すべての nn で fnf^n が mono(epi、同型)であることは同値である。
  3. C(A)\mathrm{C}(\mathcal{A}) の mono はその余核の核であり、epi はその核の余核である。余像から像への標準的な射は同型である。したがって C(A)\mathrm{C}(\mathcal{A}) はアーベル圏である。
  4. C(A)\mathrm{C}(\mathcal{A}) の列が完全であることと、各次数で A\mathcal{A} の列として完全であることは同値である。とくに 0→X′→X→X′′→00 \to X' \to X \to X'' \to 0 が短完全列であることと、各 nn で 0→X′n→Xn→X′′n→00 \to X'^n \to X^n \to X''^n \to 0 が短完全列であることは同値である。

C+(A)\mathrm{C}^+(\mathcal{A})、C−(A)\mathrm{C}^-(\mathcal{A})、Cb(A)\mathrm{C}^b(\mathcal{A}) も同じ理由でアーベル圏である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 4 件、定義なども含めて 7 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 12 件

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