数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 加法圏とアーベル圏
核と余核の基本性質
を零対象をもつ圏とする。
- 核 は mono である。 がともに の核なら、 を満たす同型 がただ一つある。余核についても双対の主張が成り立つ。
- が次節で定義する前加法圏(定義 3.1)なら、 の群の零元は零射 に等しい。また射 が mono であることと「 ならば 」は同値である。双対に、 が epi であることと「 ならば 」は同値である。
- (2) の状況でさらに が核をもつとき、 が mono であることと、 が の核であることは同値である。
- がある射 の核なら、 は の核でもある( が存在すると仮定する)。双対に、ある射の余核は自分の核の余核である。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義
証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。
これを使っている定理 証明で参照している 15 件
- 層の圏はアーベル圏で、完全性は茎で判定できる✓定理 5.2・層
- アーベル圏の mono・epi と平衡性✓命題 4.3・加法圏とアーベル圏
- 像分解✓定理 4.4・加法圏とアーベル圏
- 加群の圏はアーベル圏✓命題 4.6・加法圏とアーベル圏
- 完全関手は完全列を保つ✓命題 5.4・加法圏とアーベル圏
- 関手圏はアーベル圏✓命題 5.7・加法圏とアーベル圏
- 元による図式追跡の規則✓定理 6.3・加法圏とアーベル圏
- 完全性の基本操作✓補題 2.1・導来関手と δ 関手
- 短完全列の双積✓補題 2.2・Ext と拡大
- 有向な部分対象の族と AB5✓補題 6.5・射影対象・入射対象と Grothendieck 圏
- 生成子の性質✓補題 6.6・射影対象・入射対象と Grothendieck 圏
- Baer 型の判定法✓補題 7.1・射影対象・入射対象と Grothendieck 圏
- 本質的拡大の基本性質✓補題 8.2・射影対象・入射対象と Grothendieck 圏
- 入射余生成子の存在✓系 8.5・射影対象・入射対象と Grothendieck 圏
- 微分が消えるときの E 項✓補題 2.2・スペクトル系列