数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 加法圏とアーベル圏

元による図式追跡の規則

定理 6.3(「加法圏とアーベル圏」§6) ・ ✓公理まで証明済み

A\mathcal A をアーベル圏とする。

  1. x∈mAx \in_{\mathrm m} A について、x≡0x \equiv 0 と x=0x = 0(零射)は同値である。
  2. f ⁣:A→Bf\colon A \to B について次は同値である:(a) ff は mono、(b) fx≡0fx \equiv 0 なら x≡0x \equiv 0、(c) fx≡fx′fx \equiv fx' なら x≡x′x \equiv x'。
  3. g ⁣:B→Cg\colon B \to C が epi であることと、任意の z∈mCz \in_{\mathrm m} C に対し gy≡zgy \equiv z となる y∈mBy \in_{\mathrm m} B が存在することは同値である。
  4. h ⁣:A→Bh\colon A \to B が零射であることと、すべての x∈mAx \in_{\mathrm m} A について hx≡0hx \equiv 0 であることは同値である。
  5. 列 A→fB→gCA \xrightarrow{f} B \xrightarrow{g} C が BB で完全であることと、「gf=0gf = 0 であり、gy≡0gy \equiv 0 を満たす任意の y∈mBy \in_{\mathrm m} B に対し fx≡yfx \equiv y となる x∈mAx \in_{\mathrm m} A が存在する」ことは同値である。
  6. (差を取る)g ⁣:B→Cg\colon B \to C と x ⁣:X→Bx\colon X \to B、y ⁣:Y→By\colon Y \to B が gx≡gygx \equiv gy を満たすとする。このとき epi s ⁣:U→Xs\colon U \to X、t ⁣:U→Yt\colon U \to Y があって、z=xs−yt ⁣:U→Bz = xs - yt\colon U \to B は gz=0gz = 0 を満たし、hy=0hy = 0 を満たす任意の h ⁣:B→Dh\colon B \to D について hz≡hxhz \equiv hx である。
  7. (核への持ち上げ)fx≡0fx \equiv 0 なら、x=(ker⁡f)x′x = (\ker f)x' となる射 x′x' がある。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 10 件、定義なども含めて 11 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 5 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 4 件

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