数学 › 常微分方程式 › 級数解と確定特異点

Frobenius の定理

定理 3.2(「級数解と確定特異点」§3) ・ ✓公理まで証明済み

(F) について、x=0x=0 が確定特異点で、p,qp,q が ∣x∣<R|x|<R で解析的とする。

  1. 指数 s1s_1 に対し、∣x∣<R|x|<R で収束する冪級数 u(x)=∑n≥0anxnu(x)=\sum_{n\ge0}a_nx^n(a0=1a_0=1)で、y1(x)=xs1u(x)y_1(x)=x^{s_1}u(x) が 0<x<R0<x<R で (F) の解となるものが存在する。
  2. s1−s2∉Zs_1-s_2\notin\mathbb{Z} なら、同様に 0<x<R0<x<R 上の解 y2=xs2∑bnxny_2=x^{s_2}\sum b_nx^n(b0=1b_0=1、収束半径 ≥R\ge R)が存在し、y1,y2y_1,y_2 は一次独立である。
  3. s1=s2s_1=s_2 なら、00 の近傍 (0,ρ0)(0,\rho_0) 上の解 y2=y1ln⁡x+xs1∑n≥1cnxny_2=y_1\ln x+x^{s_1}\sum_{n\ge1}c_nx^n が存在する。
  4. s1−s2=N∈{1,2,… }s_1-s_2=N\in\{1,2,\dots\} なら、(0,ρ0)(0,\rho_0) 上に y2=c y1ln⁡x+xs2∑n≥0dnxny_2=c\,y_1\ln x+x^{s_2}\sum_{n\ge0}d_nx^n(cc は定数で 00 のこともある、d0≠0d_0\ne0)の形の解が存在する。3, 4 でも y1,y2y_1,y_2 は一次独立である。ここで ρ0∈(0,R]\rho_0\in(0,R] は、uu を複素変数の関数と見て円板 ∣z∣<ρ0|z|<\rho_0 に零点がないような最大の値である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 29 件、定義なども含めて 35 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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