数学 › 線形代数学 › 行列式とその性質

符号の基本性質

補題 2.2(「行列式とその性質」§2) ・ ✓公理まで証明済み

n≥2n \ge 2 とし、σ,τ∈Sn\sigma, \tau \in S_n とします。このとき次が成り立ちます。

  1. 多項式の恒等式として Δ(xσ(1),…,xσ(n))=sgn(σ) Δ(x1,…,xn)\Delta(x_{\sigma(1)}, \ldots, x_{\sigma(n)}) = \mathrm{sgn}(\sigma)\, \Delta(x_1, \ldots, x_n)。
  2. sgn(στ)=sgn(σ) sgn(τ)\mathrm{sgn}(\sigma\tau) = \mathrm{sgn}(\sigma)\,\mathrm{sgn}(\tau)。また sgn(id)=1\mathrm{sgn}(\mathrm{id}) = 1、sgn(σ−1)=sgn(σ)\mathrm{sgn}(\sigma^{-1}) = \mathrm{sgn}(\sigma)。
  3. 任意の互換 (p q)(p\ q) に対し sgn((p q))=−1\mathrm{sgn}((p\ q)) = -1。
  4. 任意の σ∈Sn\sigma \in S_n は有限個の互換の積として書け、σ\sigma が kk 個の互換の積で書けたならば sgn(σ)=(−1)k\mathrm{sgn}(\sigma) = (-1)^k である。とくに互換の個数の偶奇は書き方によらない。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。

これを使っている定理 証明で参照している 5 件