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生成の決定性と、浮動小数点演算の順序

命題 6.3(「推論」§6) ・ ✓公理まで証明済み

  1. 重み、プロンプト、復号の設定(温度、kk、ρ\rho、最大長)、一様乱数の列 u1,u2,…u_1, u_2, \ldots を固定し、ロジットの計算が入力の決定的な関数であるとします。このとき自己回帰生成(定義 3.1)の出力は一意に決まります。擬似乱数生成器は種の決定的な関数なので、種を固定すれば出力は再現されます。
  2. 浮動小数点数の加算は結合法則を満たしません。倍精度で (0.1+0.2)+0.3(0.1 + 0.2) + 0.3 は 0.60000000000000010.6000000000000001、0.1+(0.2+0.3)0.1 + (0.2 + 0.3) は 0.60.6 と計算されます。したがって、和を取る順序が変わると、同じ重みと同じ入力でもロジットの値が変わりえます。
  3. あるトークンのロジットが nn 個の浮動小数点数 x1,…,xnx_1, \ldots, x_n の逐次和として計算され、比べる相手のロジット z′z' は固定されているとします。ある順序での計算値 s^\hat{s} が ∣s^−z′∣>2γn−1∑i∣xi∣|\hat{s} - z'| > 2\gamma_{n-1} \sum_i |x_i| を満たすなら、x1,…,xnx_1, \ldots, x_n をどの順序に並べ替えて逐次和を取っても z′z' との大小は変わりません(γk=ku/(1−ku)\gamma_k = ku/(1 - ku)、uu は単位丸め、(n−1)u<1(n-1)u < 1 で、オーバーフローとアンダーフローは起きないとします)。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 14 件、定義なども含めて 20 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 6 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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