物理学 › 場の量子論 › 非可換ゲージ理論の量子化
ゲージ・アノマリーの相殺条件
正則化について アノマリーとインスタントン の §4 の仮定 (R1)(R2) をおき、ゲージ群 に結合するフェルミオンを、すべて左巻き Weyl 場として(右巻きの場は複素共役表現の左巻き場に書き直して)表現 (一般に可約)にまとめます。1 ループの三角図から生じるゲージ・アノマリーは
に比例し(最低次で )、局所的な counterterm では取り除けません。したがってゲージ理論が摂動論的に無矛盾であるためには、すべての について であることが必要です。左巻きと右巻きの場を区別して書けば、条件は です。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 12 件、定義なども含めて 14 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
ゲージ・アノマリーの相殺条件✓定理 4.4・アノマリーとインスタントン
ε を含む 2 次の局所項の対称性✓補題 4.3・アノマリーとインスタントン
- アノマリー係数定義 4.1・アノマリーとインスタントン
アノマリー係数の性質✓命題 4.2・アノマリーとインスタントン
- ワイルスピノルとディラックスピノル定義 5.4・ローレンツ群・ポアンカレ群と粒子の分類
ABJ アノマリー(藤川の方法による導出)✓定理 3.1・アノマリーとインスタントン
- Ward–高橋恒等式(相関関数の形)✓定理 3.1・Ward–高橋恒等式と Schwinger–Dyson 方程式
γ⁵ の性質とトレース公式✓定理 2.2・アノマリーとインスタントン
- γ 行列のトレース✓補題 7.1・摂動論とファインマン則
BRST の Ward 恒等式✓命題 4.8・非可換ゲージ理論の量子化
- BRST 変換のべき零性と不変性✓定理 4.2・非可換ゲージ理論の量子化
ヤン–ミルズ理論のファデーエフ–ポポフ量子化✓定理 3.1・非可換ゲージ理論の量子化
- ファデーエフ–ポポフの公式✓定理 7.2・経路積分量子化
Adler–Bell–Jackiw アノマリー✓定理 6.2・非可換ゲージ理論の量子化
- ABJ アノマリー(藤川の方法による導出)✓定理 3.1・アノマリーとインスタントン(上で展開済み)
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。