物理学 › 量子力学 II › 対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
時間反転対称なハミルトニアンの実表示
を可分な複素 Hilbert 空間、 を反ユニタリ作用素とする。
- ならば、 を満たす正規直交基底 が存在する。この基底に関して は成分の複素共役 に等しい。さらに、 と可換な自己共役作用素 (有界、または基底が に入る場合)の行列要素 はすべて実数である。つまり は実対称行列で表される。
- 、 とし、 を と可換な Hermite 行列とする。このとき、正規直交基底 が存在し、この基底での の行列は
の形をとる( は 複素行列)。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 12 件、定義なども含めて 12 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
グラム・シュミットの直交化✓定理 6.1・内積空間とグラム・シュミット直交化
- 正規直交基底による展開✓定理 5.3・内積空間とグラム・シュミット直交化
正規直交基底の特徴づけ(パーセバルの等式)✓定理 6.4・Hilbert 空間の基礎
二重直交補空間と稠密性の判定✓系 3.7・Hilbert 空間の基礎
- 命題 3.2✓Hilbert 空間の基礎
射影定理✓定理 3.4・Hilbert 空間の基礎
- 平行四辺形則と分極恒等式✓命題 2.3・Hilbert 空間の基礎
- 最近点の変分的特徴づけ✓補題 3.3・Hilbert 空間の基礎
- 命題 3.2✓Hilbert 空間の基礎
- ベッセルの不等式✓定理 6.2・Hilbert 空間の基礎
- 命題 3.2✓Hilbert 空間の基礎
で閉じた有限次元部分空間の次元✓補題 6.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- と は直交する✓補題 6.1・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- 反ユニタリ作用素の基本性質✓命題 3.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退(上で展開済み)
反ユニタリ作用素の基本性質✓命題 3.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- 平行四辺形則と分極恒等式✓命題 2.3・Hilbert 空間の基礎
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。