物理学 › 量子力学 II › 対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
時間反転で偶な摂動と奇な摂動
を時間反転対称、 とし、 を の固有値で固有空間が ( は単位ベクトル、2 次元)であるとする。 を有界な自己共役作用素とする。
- (偶)なら、 もすべての実数 について時間反転対称で、そのすべての固有値は偶数重である。とくに から分かれて出る準位は 2 重縮退を保つ。
- (奇)なら、 の 1 次で準位は に分かれる。ここで 、。準位の中心 は 1 次ではずれない。分裂が消えるのは のときに限る。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 8 件、定義なども含めて 11 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
Kramers の定理✓定理 6.3・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
エルミート演算子の固有値と固有ベクトル✓定理 3.5・演算子と物理量
- エルミート演算子定義 3.2・演算子と物理量
で閉じた有限次元部分空間の次元✓補題 6.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- と は直交する✓補題 6.1・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
反ユニタリ作用素の基本性質✓命題 3.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- 平行四辺形則と分極恒等式✓命題 2.3・Hilbert 空間の基礎
- と は直交する✓補題 6.1・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- と は直交する✓補題 6.1・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
縮退がある場合の 1 次摂動✓定理 5.2・摂動論
レイリー–シュレーディンガーの摂動公式✓定理 3.1・摂動論
- 摂動されたハミルトニアン定義 2.1・摂動論
- 中間規格化定義 2.2・摂動論
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。