物理学 › 量子力学 II › 対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
Kramers の定理
を自己共役作用素、 を の時間反転対称性(定義 5.1)とし、 とする。このとき、 の任意の固有値 について、固有空間 は で不変であり、その次元は偶数または無限大である。とくに、固有ベクトル に対して は同じ固有値に属し、 と直交する。したがって の固有値は非縮退ではあり得ない。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 5 件、定義なども含めて 6 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
エルミート演算子の固有値と固有ベクトル✓定理 3.5・演算子と物理量
- エルミート演算子定義 3.2・演算子と物理量
で閉じた有限次元部分空間の次元✓補題 6.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- と は直交する✓補題 6.1・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
反ユニタリ作用素の基本性質✓命題 3.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- 平行四辺形則と分極恒等式✓命題 2.3・Hilbert 空間の基礎
- と は直交する✓補題 6.1・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
これを使っている定理 証明で参照している 3 件
- 電子数が奇数の系✓系 6.4・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- 非縮退な準位の固有関数は実にとれる✓系 7.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退
- 時間反転で偶な摂動と奇な摂動✓命題 8.2・対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退