数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 鎖複体とホモトピー圏

コホモロジーの核・余核による表示

補題 2.6(「鎖複体とホモトピー圏」§2) ・ ✓公理まで証明済み

複体 XX と nn について、cn ⁣:Xn→Qn(X)=Coker⁡dXn−1c^n\colon X^n \to Q^n(X) = \operatorname{Coker} d_X^{n-1} とし、encn=dˉne^n c^n = \bar d^n を満たす en ⁣:Qn(X)→Zn+1(X)e^n\colon Q^n(X) \to Z^{n+1}(X) をとる。k ⁣:ker⁡en→Qn(X)k\colon \ker e^n \to Q^n(X) を核とする。

  1. cnιn=kφc^n \iota^n = k \varphi となる φ ⁣:Zn(X)→ker⁡en\varphi\colon Z^n(X) \to \ker e^n がただ一つあり、φ\varphi は dˉn−1\bar d^{n-1} の余核である。したがって φ=θqn\varphi = \theta q^n となる同型 θ ⁣:Hn(X)→ker⁡en\theta\colon H^n(X) \to \ker e^n がある。
  2. qn+1 ⁣:Zn+1(X)→Hn+1(X)q^{n+1}\colon Z^{n+1}(X) \to H^{n+1}(X) は ene^n の余核である。
  3. 鎖写像 f ⁣:X→Yf\colon X \to Y は Qn(f)Q^n(f) と ker⁡eXn→ker⁡eYn\ker e^n_X \to \ker e^n_Y を誘導し、1 の θ\theta と 2 の同一視はこれらと Hn(f)H^n(f)、Hn+1(f)H^{n+1}(f) に関して可換である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 6 件、定義なども含めて 7 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 3 件