物理学 › 場の量子論 › 摂動論とファインマン則

LSZ 簡約公式

定理 5.2(「摂動論とファインマン則」§5) ・ ✓公理まで証明済み

実スカラー場 ϕ^\hat\phi の理論が次を満たすとします。(i) ⟨Ω∣ϕ^(x)∣Ω⟩=0\langle\Omega|\hat\phi(x)|\Omega\rangle=0。(ii) 質量 m>0m>0 の安定な 1 粒子状態 ∣λp⟩|\lambda_{\boldsymbol p}\rangle があり、そのエネルギー運動量の質量殻 p2=m2p^2=m^2 は他のスペクトル(多粒子状態の連続スペクトル)から離れている。(iii) Z=∣⟨Ω∣ϕ^(0)∣λ0⟩∣2>0Z=|\langle\Omega|\hat\phi(0)|\lambda_{\boldsymbol 0}\rangle|^2>0。このとき

∏i=1n∫d4xi eipi⋅xi∏j=1m∫d4yj e−ikj⋅yj  ⟨Ω∣T{ϕ^(x1)⋯ϕ^(xn)ϕ^(y1)⋯ϕ^(ym)}∣Ω⟩\prod_{i=1}^{n}\int d^4x_i\,e^{ip_i\cdot x_i}\prod_{j=1}^{m}\int d^4y_j\,e^{-ik_j\cdot y_j}\;\langle\Omega|T\{\hat\phi(x_1)\cdots\hat\phi(x_n)\hat\phi(y_1)\cdots\hat\phi(y_m)\}|\Omega\rangle

は、各 pi0→Epip_i^0\to E_{\boldsymbol p_i}、kj0→Ekjk_j^0\to E_{\boldsymbol k_j} の近傍で

(∏i=1niZpi2−m2+iε)(∏j=1miZkj2−m2+iε)⟨p1⋯pn∣S^∣k1⋯km⟩\left(\prod_{i=1}^{n}\frac{i\sqrt Z}{p_i^2-m^2+i\varepsilon}\right)\left(\prod_{j=1}^{m}\frac{i\sqrt Z}{k_j^2-m^2+i\varepsilon}\right)\langle\boldsymbol p_1\cdots\boldsymbol p_n|\hat S|\boldsymbol k_1\cdots\boldsymbol k_m\rangle

と同じ多重極をもちます。すなわち、すべての外線を同時に質量殻に乗せたときの多重極の留数が S 行列要素です。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 14 件、定義なども含めて 15 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 3 件

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