数学 › 数値線形代数 › 対称固有値問題と特異値分解の計算

Sturm 列による二分法

命題 3.1(「対称固有値問題と特異値分解の計算」§3) ・ ✓公理まで証明済み

TT の固有値を小さい順に μ1≤⋯≤μn\mu_1 \le \cdots \le \mu_n とし、1≤k≤n1 \le k \le n を固定する。a0<b0a_0 < b_0 が N(a0)≤k−1N(a_0) \le k - 1、N(b0)≥kN(b_0) \ge k を満たすとする(たとえば Gershgorin の円板 定理 2.2[行列の固有値評価と不等式] から a0=min⁡i(αi−∣βi−1∣−∣βi∣)a_0 = \min_i(\alpha_i - |\beta_{i-1}| - |\beta_i|) とし、b0b_0 をその最大より大きくとる。β0=βn=0\beta_0 = \beta_n = 0)。j=0,1,…j = 0, 1, \ldots について cj=(aj+bj)/2c_j = (a_j + b_j)/2 とし、N(cj)≥kN(c_j) \ge k なら (aj+1,bj+1)=(aj,cj)(a_{j+1}, b_{j+1}) = (a_j, c_j)、そうでなければ (aj+1,bj+1)=(cj,bj)(a_{j+1}, b_{j+1}) = (c_j, b_j) とする(各 cjc_j で Sturm 列は定義されているとする)。このとき

  1. すべての jj で aj≤μk<bja_j \le \mu_k < b_j、bj−aj=(b0−a0)/2jb_j - a_j = (b_0 - a_0)/2^j であり、∣cj−μk∣≤(b0−a0)/2j+1|c_j - \mu_k| \le (b_0 - a_0)/2^{j+1}。
  2. 幅を τ>0\tau > 0 以下にするのに要する反復は ⌈log⁡2((b0−a0)/τ)⌉\lceil\log_2((b_0 - a_0)/\tau)\rceil 回で、全体の演算量は O(nlog⁡2((b0−a0)/τ))O(n\log_2((b_0 - a_0)/\tau)) である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 25 件、定義なども含めて 27 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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