数学 › 高校数学:数と式・整数・数列 › 漸化式と母関数

行列の冪を多項式の剰余で計算する

定理 3.1(「漸化式と母関数」§3) ・ ✓公理まで証明済み

MM を複素係数の正方行列とし、M2−tM+dI=0M^2-tM+dI=0(零行列)を満たすとする(2×22\times2 行列では t=tr⁡Mt=\operatorname{tr}M、d=det⁡Md=\det M がこれを満たす:ケーリー・ハミルトンの定理(系 7.3)[加群と PID 上の構造定理]。特性多項式は 特性多項式(定義 4.1)[固有値と固有ベクトル])。多項式 xnx^n を χ(x)=x2−tx+d\chi(x)=x^2-tx+d で割った余りを unx+vnu_nx+v_n とする(多項式の除法の原理(定理 2.2)[多項式の割り算と高次方程式])と、

Mn=unM+vnI(n≥0)M^n=u_nM+v_nI\qquad(n\ge0)

である。さらに u0=0u_0=0、v0=1v_0=1、un+1=tun+vnu_{n+1}=tu_n+v_n、vn+1=−dunv_{n+1}=-du_n。とくに un+2=tun+1−dunu_{n+2}=tu_{n+1}-du_n で、χ\chi の解 α≠β\alpha\ne\beta に対し un=αn−βnα−βu_n=\dfrac{\alpha^n-\beta^n}{\alpha-\beta} である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 5 件、定義なども含めて 6 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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