数学 › 有限体と符号 › 線形符号

シンドローム復号の正しさ

定理 4.2(「線形符号」§4) ・ ✓公理まで証明済み

CC を [n,k,d]q[n, k, d]_q 符号、HH を検査行列、t=⌊(d−1)/2⌋t = \lfloor (d-1)/2 \rfloor とする。

  1. S(y)=S(y′)  ⟺  y−y′∈CS(\boldsymbol{y}) = S(\boldsymbol{y}') \iff \boldsymbol{y} - \boldsymbol{y}' \in C。S:Fqn→Fq n−kS : \mathbb{F}_q^n \to \mathbb{F}_q^{\,n-k} は全射で、シンドロームと CC の剰余類は 1 対 1 に対応する。剰余類は qn−kq^{n-k} 個ある。
  2. 各シンドローム s\boldsymbol{s} に対し、対応する剰余類の代表元 es\boldsymbol{e}_{\boldsymbol{s}} を 1 つ選んでおく。受信語 y\boldsymbol{y} に対し c^=y−eS(y)\hat{\boldsymbol{c}} = \boldsymbol{y} - \boldsymbol{e}_{S(\boldsymbol{y})} を出力する復号は最小距離復号である。すなわち c^∈C\hat{\boldsymbol{c}} \in C で、すべての c′∈C\boldsymbol{c}' \in C について d(c^,y)≤d(c′,y)d(\hat{\boldsymbol{c}}, \boldsymbol{y}) \le d(\boldsymbol{c}', \boldsymbol{y})。
  3. 符号語 c\boldsymbol{c} を送り y=c+e\boldsymbol{y} = \boldsymbol{c} + \boldsymbol{e} を受け取ったとき、復号結果が c\boldsymbol{c} になることと、e\boldsymbol{e} が選んでおいた代表元の 1 つであることは同値である。wt(e)≤t\mathrm{wt}(\boldsymbol{e}) \le t ならば e\boldsymbol{e} はその剰余類のただ 1 つの代表元で、復号結果は c\boldsymbol{c} になる。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 8 件、定義なども含めて 8 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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