数学 › 微分積分学 › 多変数関数の微分と偏微分

平均値不等式(ベクトル値)

定理 9.7(「多変数関数の微分と偏微分」§9) ・ ✓公理まで証明済み

f:U→Rm\boldsymbol f:U\to\mathbb{R}^m とし、a,b∈U\boldsymbol a,\boldsymbol b\in U を結ぶ線分 L={a+t(b−a):0≤t≤1}L=\{\boldsymbol a+t(\boldsymbol b-\boldsymbol a):0\le t\le1\} が UU に含まれ、f\boldsymbol f が LL の各点で全微分可能であるとします。このとき、ある θ∈(0,1)\theta\in(0,1) が存在して

∥f(b)−f(a)∥≤∥Jf(a+θ(b−a))∥ ∥b−a∥\|\boldsymbol f(\boldsymbol b)-\boldsymbol f(\boldsymbol a)\|\le\bigl\|J_{\boldsymbol f}(\boldsymbol a+\theta(\boldsymbol b-\boldsymbol a))\bigr\|\,\|\boldsymbol b-\boldsymbol a\|

が成り立ちます。とくに、凸な開集合 UU 上で f\boldsymbol f が全微分可能で、すべての点で ∥Jf∥≤M\|J_{\boldsymbol f}\|\le M ならば、∥f(x)−f(y)∥≤M∥x−y∥\|\boldsymbol f(\boldsymbol x)-\boldsymbol f(\boldsymbol y)\|\le M\|\boldsymbol x-\boldsymbol y\|(x,y∈U\boldsymbol x,\boldsymbol y\in U)です。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 4 件、定義なども含めて 5 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件

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