数学 › 未解決問題と大定理 › Yang–Mills 理論と質量ギャップ I

Yang–Mills 方程式・ゲージ不変性・共形不変性

命題 2.3(「Yang–Mills 理論と質量ギャップ I」§2) ・ ✓公理まで証明済み

定義 2.1 の記号で次が成り立つ。

  1. (ゲージ不変性)FAh=h−1FAhF_{A^h}=h^{-1}F_Ah であり、S(Ah)=S(A)S(A^h)=S(A)。
  2. (Bianchi 恒等式)DλFμν+DμFνλ+DνFλμ=0D_\lambda F_{\mu\nu}+D_\mu F_{\nu\lambda}+D_\nu F_{\lambda\mu}=0。
  3. (Yang–Mills 方程式)S(A)<∞S(A)\lt\infty とする。コンパクト台をもつ滑らかな ημ ⁣:Rd→g\eta_\mu\colon\mathbb{R}^d\to\mathfrak{g} について ddtS(A+tη)∣t=0=−1g2∫∑μ,ν⟨DμFμν,ην⟩ ddx.\frac{d}{dt}S(A+t\eta)\Big|_{t=0}=-\frac{1}{g^2}\int\sum_{\mu,\nu}\langle D_\mu F_{\mu\nu},\eta_\nu\rangle\,d^dx . したがって AA がすべてのコンパクト台の変分について SS の停留点であることは、∑μDμFμν=0\sum_\mu D_\mu F_{\mu\nu}=0(ν=1,…,d\nu=1,\dots,d)と同値である。
  4. (スケール変換)λ>0\lambda\gt0 について Aμλ(x)=λAμ(λx)A^\lambda_\mu(x)=\lambda A_\mu(\lambda x) と置くと S(Aλ)=λ4−dS(A)S(A^\lambda)=\lambda^{4-d}S(A)。とくに d=4d=4 では S(Aλ)=S(A)S(A^\lambda)=S(A)。
  5. (共形不変性)d=4d=4 のとき、∣FA∣2 d4x|F_A|^2\,d^4x は計量 δμν\delta_{\mu\nu} を Ω(x)2δμν\Omega(x)^2\delta_{\mu\nu}(Ω>0\Omega\gt0 は滑らかな関数)に取り替えても変わらない。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 4 件、定義なども含めて 5 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 4 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件

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