数学 › 関数解析と作用素論 › 対称作用素と自己共役拡大

von Neumann の拡大定理

定理 5.4(「対称作用素と自己共役拡大」§5) ・ ✓公理まで証明済み

TT を H\mathcal{H} における閉な対称作用素とし、K±\mathcal{K}_\pm をその不足部分空間とする。

  1. K+\mathcal{K}_+ の部分空間 I\mathcal{I} と線形な等長写像 U ⁣:I→K−U\colon\mathcal{I}\to\mathcal{K}_- の組に対し、
D(TU)={x+u+Uu:x∈D(T), u∈I},TU(x+u+Uu)=Tx+iu−iUuD(T_U)=\{x+u+Uu: x\in D(T),\ u\in\mathcal{I}\},\qquad T_U(x+u+Uu)=Tx+iu-iUu

で定まる TUT_U は TT の対称拡大である。逆に、TT の対称拡大はすべて、ちょうど 1 つの組 (I,U)(\mathcal{I},U) によってこの形に書ける。TUT_U が閉であることと I\mathcal{I} が閉であることは同値である。 2. TUT_U が自己共役であることと、I=K+\mathcal{I}=\mathcal{K}_+ かつ U(K+)=K−U(\mathcal{K}_+)=\mathcal{K}_-(UU が K+\mathcal{K}_+ から K−\mathcal{K}_- へのユニタリ写像)であることは同値である。 3. したがって TT が自己共役拡大を持つことと n+=n−n_+=n_- は同値であり、そのとき TT の自己共役拡大全体はユニタリ写像 U ⁣:K+→K−U\colon\mathcal{K}_+\to\mathcal{K}_- 全体と 1 対 1 に対応する。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 3 件、定義なども含めて 3 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 4 件

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