2 電子の交換分裂とスピン有効ハミルトニアン
軌道 (直交)に 1 個ずつ電子が入る 4 つの状態は、空間部分が対称な一重項()と、反対称な三重項()に分かれ、エネルギーはそれぞれ
である。ここで 、(直接積分)、(交換積分)。したがって、この 4 次元空間での有効ハミルトニアンは
とスピン演算子だけで書ける。 が Coulomb 反発(正)で軌道が実なら で、三重項(スピンが平行)のほうがエネルギーが低い(Hund の規則)。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 6 件、定義なども含めて 10 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
- 同種粒子と置換対称性定義 3.1・量子統計
スピン 1/2 の 2 つの合成:三重項と一重項✓補題 6.3・角運動量とスピン
- 昇降演算子定義 3.4・角運動量とスピン
角運動量の固有値✓定理 3.6・角運動量とスピン
J² は各成分と可換✓命題 3.3・角運動量とスピン
- 角運動量演算子定義 3.1・角運動量とスピン
可換なエルミート演算子は同時対角化できる✓定理 6.1・演算子と物理量
- エルミート演算子の固有値と固有ベクトル✓定理 3.5・演算子と物理量 この先をたどる →
昇降演算子の基本関係✓補題 3.5・角運動量とスピン
- 角運動量演算子定義 3.1・角運動量とスピン
- J² は各成分と可換✓命題 3.3・角運動量とスピン(上で展開済み)
これを使っている定理 証明で参照している 1 件
- Hubbard ダイマーと超交換✓定理 6.2・磁性