物理学 › 量子力学 › 角運動量とスピン

角運動量の固有値

定理 3.6(「角運動量とスピン」§3) ・ ✓公理まで証明済み

J\boldsymbol{J} を 定義 3.1 の意味の角運動量演算子とし、V⊂HV \subset \mathcal{H} を J1,J2,J3J_1, J_2, J_3 の作用で閉じた有限次元部分空間、JiJ_i は VV 上でエルミートとする。このとき次が成り立つ。

  1. VV における J2\boldsymbol{J}^2 の固有値は ℏ2j(j+1)\hbar^2 j(j+1) の形に限られる。ここで 2j2j は非負整数、すなわち j∈{0,12,1,32,…}j \in \{0, \tfrac12, 1, \tfrac32, \ldots\} である。
  2. J2\boldsymbol{J}^2 の固有値 ℏ2j(j+1)\hbar^2 j(j+1) に属し、同時に JzJ_z の固有ベクトルでもあるベクトルの JzJ_z 固有値は ℏm\hbar m の形で、m∈{−j,−j+1,…,j−1,j}m \in \{-j, -j+1, \ldots, j-1, j\}(2j+12j+1 個)に限られる。
  3. 位相を適当に選べば、規格化された同時固有ベクトル ∣j,m⟩\lvert j, m\rangle の族を
J±∣j,m⟩=ℏj(j+1)−m(m±1) ∣j,m±1⟩J_\pm \lvert j, m\rangle = \hbar\sqrt{j(j+1) - m(m\pm 1)}\ \lvert j, m\pm 1\rangle

が成り立つように取れる。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 4 件、定義なども含めて 6 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 3 件

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