数学 › グラフ理論 › Kuratowski の定理
狭義凸の位置にある点列の定める凸多角形
()が狭義凸の位置にあるとする。線分 (。この多角形の辺と呼ぶ)の和集合を とし、
を凸多角形(凸包)と呼ぶ。巡回列の中で隣り合わない 2 頂点を結ぶ線分を対角線と呼ぶ。
- は相異なり、相異なる 2 本の辺が交わるのは、巡回列で続く 2 本が共通の端点で交わる場合だけである。したがって は折れ線の閉曲線である。その内部は 、外部は である。すべての と で となる向きに列を読むとき、、 である。
- 対角線の点は、両端を除いて の内部にある。
- とし、巡回列での両隣を とする。 と は一次独立である。平面の点を と書くとき、 ならば かつ 、 が の内部にあれば かつ である。 以外の頂点では である。 は、半直線 が平面から切り取る 2 つの開いた角領域のうちの一方で、その開きは 未満、もう一方の開きは より大きい。さらに、ある があって、 の点で からの距離が 未満のものはすべて の内部にある。
- 凸な描画の面の境界の閉路の点集合を とすると(頂点の列は狭義凸の位置にある)、その面が内面ならば面は の内部に等しく、外面ならば の外部に等しい。
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 30 件、定義なども含めて 34 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
折れ線の閉曲線は平面を 2 つに分ける✓補題 2.7・平面グラフ
Jordan の曲線定理✓定理 4.2・Jordan の曲線定理と Jordan–Brouwer の分離定理
Jordan–Brouwer の分離定理✓定理 4.1・Jordan の曲線定理と Jordan–Brouwer の分離定理
- 埋め込まれた円板と球面の補集合✓定理 3.1・Jordan の曲線定理と Jordan–Brouwer の分離定理 この先をたどる →
- 球面の開集合の成分✓補題 2.2・Jordan の曲線定理と Jordan–Brouwer の分離定理 この先をたどる →
- H₀ と点のホモロジー✓命題 2.4・特異ホモロジー
閉路で囲まれた面✓補題 2.1・Kuratowski の定理
- 折れ線の閉曲線は平面を 2 つに分ける✓補題 2.7・平面グラフ(上で展開済み)
これを使っている定理 証明で参照している 3 件
- 狭義凸の位置は小さな変更で保たれる✓補題 5.3・Kuratowski の定理
- 頂点を開いても凸な描画が作れる場合✓補題 5.5・Kuratowski の定理
- 三角形分割への埋め込み✓命題 6.8・Kuratowski の定理