数学 › 複素関数論 › 等角写像とリーマン写像定理

正則写像の局所的な角度

定理 3.2(「等角写像とリーマン写像定理」§3) ・ ✓公理まで証明済み

Ω\Omega を領域、f:Ω→Cf : \Omega \to \mathbb{C} を正則関数、z0∈Ωz_0 \in \Omega とする。

  1. f′(z0)≠0f'(z_0) \neq 0 ならば、ff は z0z_0 で等角である。さらに z0z_0 を通る曲線の接ベクトルはどれも一様に偏角 arg⁡f′(z0)\arg f'(z_0) だけ回転し、長さは一様に ∣f′(z0)∣|f'(z_0)| 倍される。
  2. ff が定数でなく、f−f(z0)f - f(z_0) が z0z_0 で位数 m≥1m \ge 1 の零点を持つとする。このとき z0z_0 を通る C1C^1 級曲線 γ\gamma(γ(0)=z0\gamma(0) = z_0、γ′(0)≠0\gamma'(0) \neq 0)に対し、極限
θ(γ)=lim⁡t→0+arg⁡(f(γ(t))−f(z0))\theta(\gamma) = \lim_{t \to 0+} \arg\bigl(f(\gamma(t)) - f(z_0)\bigr)

が 2π2\pi を法として存在し、2 つの曲線 γ1,γ2\gamma_1, \gamma_2 について

θ(γ2)−θ(γ1)=m(arg⁡γ2′(0)−arg⁡γ1′(0))(mod2π)\theta(\gamma_2) - \theta(\gamma_1) = m\left(\arg \gamma_2'(0) - \arg \gamma_1'(0)\right) \pmod{2\pi}

が成り立つ。すなわち z0z_0 における交角はちょうど mm 倍される。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 5 件、定義なども含めて 6 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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