物理学 › 熱力学・統計力学 › カノニカル集団

分配関数とヘルムホルツ自由エネルギー

定理 5.1(「カノニカル集団」§5) ・ ✓公理まで証明済み

温度 TT、体積 VV、粒子数 NN のカノニカル集団において、分配関数 Z(β,V,N)Z(\beta,V,N) から

F(T,V,N):=−kBTlog⁡Z(β,V,N)F(T,V,N) := -k_{\mathrm B}T \log Z(\beta, V, N)

と定義される量は、ヘルムホルツ自由エネルギーである。すなわち U=⟨E⟩U = \langle E\rangle、SS をギブスのエントロピー(定義 4.3)、pp を圧力の集団平均とするとき

F=U−TS,(∂F∂T)V,N=−S,(∂F∂V)T,N=−pF = U - TS, \qquad \left(\frac{\partial F}{\partial T}\right)_{V,N} = -S, \qquad \left(\frac{\partial F}{\partial V}\right)_{T,N} = -p

が成り立ち、したがって dF=−S dT−p dV+μ dNdF = -S\,dT - p\,dV + \mu\,dN(μ=(∂F/∂N)T,V\mu = (\partial F/\partial N)_{T,V})が成り立つ。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 3 件、定義なども含めて 4 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

関連するノック 1 問