数学 › 未解決問題と大定理 › Yang–Mills 理論と質量ギャップ II

2 次元 Yang–Mills 理論の連続極限

定理 3.1(「Yang–Mills 理論と質量ギャップ II」§3) ・ ✓公理まで証明済み

d=2d=2、g>0g\gt0 とし、ℓ1,ℓ2>0\ell_1,\ell_2\gt0 を固定する。格子間隔 aa は ℓ1/a,ℓ2/a\ell_1/a,\ell_2/a が整数になるように 00 に近づけ、Ca\mathcal{C}_a を (ℓ1/a)×(ℓ2/a)(\ell_1/a)\times(\ell_2/a) の長方形の境界のループとする。

  1. (熱核作用、一般の群)GG を連結なコンパクト Lie 群とし、プラケットの重みを w=Ktw=K_t、t=g2a22t=\frac{g^2a^2}{2} とする。このとき、ρ\rho と複素共役な既約表現 ρˉ\bar\rho について、すべての aa で ⟨1dρχρˉ(UCa)⟩=exp⁡(−g22 C2(ρ) ℓ1ℓ2).\Bigl\langle\frac{1}{d_\rho}\chi_{\bar\rho}(U_{\mathcal{C}_a})\Bigr\rangle=\exp\Bigl(-\frac{g^2}{2}\,C_2(\rho)\,\ell_1\ell_2\Bigr).
  2. (Wilson 作用、SU(2)SU(2))G=SU(2)G=SU(2)、w(U)=exp⁡(β2tr U)w(U)=\exp\bigl(\frac\beta2\mathrm{tr}\,U\bigr)、β=4g2a2\beta=\frac{4}{g^2a^2} とする。基本表現について cF(β)=1−32β+O(β−2)c_F(\beta)=1-\frac{3}{2\beta}+O(\beta^{-2})(β→∞\beta\to\infty)であり、 lim⁡a→0⟨12tr UCa⟩=exp⁡(−3g28 ℓ1ℓ2)=exp⁡(−g22 C2(F) ℓ1ℓ2),C2(F)=34.\lim_{a\to0}\Bigl\langle\frac12\mathrm{tr}\,U_{\mathcal{C}_a}\Bigr\rangle=\exp\Bigl(-\frac{3g^2}{8}\,\ell_1\ell_2\Bigr)=\exp\Bigl(-\frac{g^2}{2}\,C_2(F)\,\ell_1\ell_2\Bigr),\qquad C_2(F)=\frac34 .

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 43 件、定義なども含めて 49 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。