数学 › 複素幾何 › 複素多様体と正則写像

自由で真性不連続な作用による商

補題 6.1(「複素多様体と正則写像」§6) ・ ✓公理まで証明済み

XX を nn 次元複素多様体、Γ\Gamma を XX に双正則写像として作用する群とし、次を仮定する。

  • (自由)γ≠e\gamma\ne e ならば、どの x∈Xx\in X についても γx≠x\gamma x\ne x。
  • (真性不連続)任意の x,y∈Xx,y\in X に対して、xx の開近傍 UU と yy の開近傍 VV で、{γ∈Γ:γU∩V≠∅}\{\gamma\in\Gamma:\gamma U\cap V\ne\emptyset\} が有限集合となるものがある。

このとき商空間 X/ΓX/\Gamma は Hausdorff で第二可算で、商写像 π:X→X/Γ\pi:X\to X/\Gamma が局所的に双正則になるような nn 次元複素多様体の構造がただ一つある。π\pi は被覆写像である。コンパクト集合 K⊆XK\subseteq X で ΓK=X\Gamma K=X となるものがあれば、X/ΓX/\Gamma はコンパクトである。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 3 件、定義なども含めて 4 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 3 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件