数学 › 微分積分学 › 多変数関数の微分と偏微分

2 次形式の符号と固有値

補題 9.12(「多変数関数の微分と偏微分」§9) ・ ✓公理まで証明済み

HH を nn 次実対称行列とし、その固有値を λ1≤⋯≤λn\lambda_1\le\dots\le\lambda_n とします(実数になります)。すべての h∈Rn\boldsymbol h\in\mathbb{R}^n に対し

λ1∥h∥2≤hTHh≤λn∥h∥2\lambda_1\|\boldsymbol h\|^2\le\boldsymbol h^{\mathsf{T}}H\boldsymbol h\le\lambda_n\|\boldsymbol h\|^2

が成り立ち、最小値・最大値は対応する固有ベクトルで達成されます。したがって、HH が正定値であることは λ1>0\lambda_1>0 と、負定値であることは λn<0\lambda_n<0 と、不定値であることは λ1<0<λn\lambda_1<0<\lambda_n と、それぞれ同値です。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 5 件、定義なども含めて 5 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件