数学 › 複素幾何 › 正則ベクトル束・Chern 接続・直線束と因子

正則コサイクルと正則ベクトル束

補題 2.2(「正則ベクトル束・Chern 接続・直線束と因子」§2) ・ ✓公理まで証明済み

XX を複素多様体、{Uα}\{U_\alpha\} を開被覆とする。

  1. 正則写像 gαβ:Uα∩Uβ→GLr(C)g_{\alpha\beta}:U_\alpha\cap U_\beta\to GL_r(\mathbb{C}) の族がコサイクル条件 gαα=1g_{\alpha\alpha}=1、gαβgβγ=gαγg_{\alpha\beta}g_{\beta\gamma}=g_{\alpha\gamma}(Uα∩Uβ∩UγU_\alpha\cap U_\beta\cap U_\gamma 上)を満たせば、これを変換関数とする正則ベクトル束がある。
  2. 同じ被覆の上の二つの正則コサイクル gαβ,gαβ′g_{\alpha\beta},g'_{\alpha\beta} が定める正則ベクトル束 E,E′E,E' について、正則な同型 E→E′E\to E' は、正則写像 fα:Uα→GLr(C)f_\alpha:U_\alpha\to GL_r(\mathbb{C}) の族で gαβ′=fα gαβ fβ−1g'_{\alpha\beta}=f_\alpha\,g_{\alpha\beta}\,f_\beta^{-1} を満たすものと一対一に対応する。
  3. 正則直線束 LL が自明束 X×CX\times\mathbb{C} に正則に同型であることと、零点をもたない正則切断 s∈H0(X,L)s\in H^0(X,L) が存在することは同値である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 1 件、定義なども含めて 1 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 4 件